野良猫母さんに学ぶ
下の「引用」にも、よく表現してあるが、野良猫という存在である母猫に、大いに学ぶところがある。
「母親」という存在を、改めて知る。
私は現在、個人でTNR活動を行っているが、うちに顔を見せる「うるさニャン」という雌がいる。
彼女はもちろん避妊手術済みだが、2年くらい前に突如現れた。
同じく手術を受け、うちで世話していた街ネコの給餌場に、それこそ「ただならぬ勢い」で、餌を盗ろうとしてくる。
華奢で体も小さい。
しかし、自分より帰ら駄の大きい牡猫を押しのけて、餌を食べていく。
とにかく給餌の時間になると「ニャーニャー」鳴き続けて、うるさくってしょうがない。そこから「うるさニャン」という呼び名が付いたほどだった。そう。彼女は身籠っている母猫だった。
母は、身籠っている時はもちろん、仔猫を産んだ後も、お乳を与える為に、身の危険をおかして、必死で子どもを育てるのだ。
その事を思えば、人間の母親が子どもが小さい時、子育て期にイライラして、ナーバスになることは、当たり前なのだ。
近頃では、悪い方で、そうではない人間の母親も増えてきているように感じるのだが。
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