M-1 2023　決勝進出者予想

また今年もM-1の季節がやってきた。

1. 真空ジェシカ

去年も二年連続で決勝進出。圧倒的なセンスのコント漫才を披露したが、順番に恵まれず。コント漫才をやる漫才師は数多くいるが、このコンビは群を抜いている。川北、ガクの個人の活動も増え始め、より人物像が見えるようになったのは追い風。今年こそ優勝。今年も激押し。

2.10億円
去年から推しているコンビ。飄々とした予想外からの角度からのボケと、強ずも、適格にボケを補填するツッコミが武器のコンビ。去年の準々決勝も相当ウケていた。スタイルは真空ジェシカや令和ロマンと似ているが、ワードのセンスは二組を上回るモノがある。全体的な雰囲気も東京の漫才師っぽくて良い。

3.軍艦
大阪からの若手漫才師。兄ちゃん達の雑談　のように見える、肩を張らないゆるいスタイルが特徴。個人的に伏線回収や後半にドッと詰めてくる漫才の構成は苦手なので、軍艦のような雑談スタイルの漫才は非常に好み。近年、本当に無名の若手が決勝の舞台に上がっていないので、軍艦が決勝に上がるのを見たい。

4.令和ロマン
去年の敗者復活戦1ウケだったコンビ。まだまだ６－７年目くらいながら漫才の余裕と楽しんでいるように見える貫禄もある。ボケのくるまは、近年まとっている雰囲気も面白くなってきており、今年は決勝どころか優勝の本命かもしれない。このコンビも何よりボケのワードが本当に面白い。ボケのワードについては一番かもしれない。

5,くらげ
去年の準々決勝のネタがめちゃくちゃ面白かった。無個性な二人だが、本当にシステム漫才を作るのが上手い。一つ一つのくだりも無理なく作られており、毎回のくだりで確実に笑いを取れる実力がある。準決勝に行った実力者でもあり、返り咲いて欲しい。

6.男性ブランコ
去年の決勝のネタは誰とも被らない素晴らしいネタだった。上品な佇まいから放たれる強ワード漫才の世界観がたまらない。漫才の構成としてもとても品がある。今年も決勝は余裕だと思うので、どんな漫才を見せてくれるか今から楽しみだ。

7.黒帯
去年は流石に準決勝はいったかと思ったが、壁にはじかれてしまった。スローテンポでゆっくりとサビに向かうような、一撃必殺のボケは毎年準々決勝でも大ウケしているだけに今年は最低でも準決勝に行って欲しい。二人のルックスも非常に良いので、そろそろ日の目を見て欲しいコンビ。

8.パンプキンポテトフライ
着々と知名度を上げているコンビ。ここも軍艦と同じく、雑談のような雰囲気を持っており、それに谷の強ツッコミが笑いを増幅させるスタイルが特徴。ライブシーンではかなりの人気があり、売り出し中の今年に一気に決勝まで駆け上がって欲しい。

9.バッテリイズ
去年のM-1の動画で面白かったコンビ。バカすぎるもまっとうな意見のツッコミの雰囲気も良いし、ボケがそれを変に邪魔しないので非常に突っ込みが映える。大阪の若手事情はよく知らないが、コテコテの大阪感や作りこみ過ぎていない感じも良い。期待。

毎年同じコンビを上げているが、自分が若手事情を追えていない証拠だろう。。
近年、予選はとんでもない盛り上がりを見せているが、決勝で大爆発するコンビはいない印象があり、今年は優勝確定　のような大爆発するコンビや、超無名の若手コンビが決勝の舞台に立つのを見たい。

いずれにしてもまた楽しみな季節がやってきた。