乗り上げのマツ

お笑い、音楽、映画等について雑多に書いていこうと思っています。文章力はありませんが、よろしくお願いします。

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M-1 2024年3回戦予選感想

動画が挙がったので感想。 大阪 ・たくろう 個人的には3回戦の中で一番面白かった。赤木がきむらバンドのコントに勝手に入らされるのはいつも通りだが、きむらバンドがコントの外に出ない状態で対応するようになって、グッと面白くなった。赤木のおどおどした後の一言ボケがたまらなく面白い。言うタイミングも完璧すぎる。他のコンビがマネできない漫才であり、唯一無二の存在感。審査員に好かれていないのか、ここ数年は厳しい結果だが、このクオリティであれば決勝も見えてくる。 ・黒帯 長年準々決勝で

    • 2024年 キングオブコント 感想

      1.ロングコートダディ トップバッターで高得点も納得の素晴らしいコント。実在しそうなクレーマーっぽいキャラを演じる兎が面白過ぎる。それに対し、コントの設定の中でツッコミを入れていく堂前のキャラも良い。設定の中から逸脱せず、かつストーリーも破綻していない、まさに良質なコントだった。 2.ダンビラムーチョ 最初の一発目を越せずに終わってしまった印象。キャラは良いがやはり歌ネタは笑うポイントが難しい。その後の展開もそこまで無く、個人的には決勝レベルなのかな?と思ってしまった。

      • 2024年のカープへの感想

        2024年のカープはまさかの9月に大失速し、首位どころかCSも逃す4に沈んでしまった。非常にショックである。 今年は全ては打線に尽きると思う。加入した新外国人のシャイナー、レイノルズが全く機能せず、唯一気を吐いたのは秋山という厳しい状況だった。 小園、坂倉、末包も頑張ってくれたが、打線としてホームランを感じる圧が無かったので投げやすくしてしまった可能性は否めない。非常に打低ではあったが、堂林、菊地あたりの中堅にももう少し成績を残してほしかったところ。 投手も夏場までは非常

        • M-1 2024 決勝進出者予想

          早くも今年もこの季節がやってきた。 真空ジェシカ 去年は3年連続の決勝進出も惜しくも敗北。去年はより強ワードのボケを繰り出し、大爆笑をかっさらったがイマイチ審査員とかみ合わなかった。  近年「真空ジェシカっぽい」を言われる漫才師も増えており、ボケがゴリゴリに面白い真空ジェシカの漫才に憧れている芸人も多い様子。大衆にウケるのとニッチなボケのチョイスが抜群。コント漫才師のトップを走り続けており、発想力は誰も追いついていない。今年こそ優勝。今年も激押ししています。 2.エバー

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          THE SECOND 2024 感想

          ハンジロウ ネタを見たことが無かったが、掴みで場を和ませながら進めるベテランらしい漫才だった。別れた嫁カフェという題材は斬新だったが、その中で強烈なボケを放てないまま終わってしまった感じもある。最初のチキンのくだりは無理やり回収しなくても、、と思ったが、トップバッターとしてしっかり場を温めてくれた。 2.金属バット 今回もブラックなボケ満載の金属バットにしか出来ないしゃべくり漫才を披露してくれた。見ている方がヒヤっとする様なボケもありつつも、しっかり大爆笑をかっさらってい

          THE SECOND 2024 感想

          M-1 2023 決勝戦感想

          1.令和ロマン トップバッターながら一気に自分達のホームに持ち込むくるまの演者としての圧倒的な強さ。題材の始まりから面白く、ボケの外さなさは圧巻。 トップを引いたから敢えて動きと観客を巻き込むネタをやったと思われるが、そこら辺の戦略も凄い。まさかのトップバッターで最終決戦へ。 くるまが凄く楽しそうだった。 2.シシガシラ 敗者復活からの進出。敗者復活のネタは容姿いじりネタ系の革命だと思ったが、今回のネタは落ち着いてしまった。ただ、ハゲをここまで面白くネタに落とし込めるの

          M-1 2023 決勝戦感想

          キングオブコント2023 感想

          キングオブコント2023の感想を 1.カゲヤマ まさかのトップバッターから最終決戦まで進み、賞レースの常識をぶっ壊した。インパクト抜群のネタで、裸と大声だけで最後まで持ってった。結局のところシンプルが面白いと再認識させてくれる良いネタ。 2.ニッポンの社長 青春コントと思いきやの裏切りが素晴らしい。 ナイフで切りつけたところは最高だった。ただそこがピークで中盤から後半は少し間延びしていると感じてしまった。それでも2番手で最終決戦進出は素晴らしい。誰とも設定が被らない強さは

          キングオブコント2023 感想

          M-1 2023 決勝進出者予想

          また今年もM-1の季節がやってきた。 真空ジェシカ 去年も二年連続で決勝進出。圧倒的なセンスのコント漫才を披露したが、順番に恵まれず。コント漫才をやる漫才師は数多くいるが、このコンビは群を抜いている。川北、ガクの個人の活動も増え始め、より人物像が見えるようになったのは追い風。今年こそ優勝。今年も激押し。 2.10億円 去年から推しているコンビ。飄々とした予想外からの角度からのボケと、強ずも、適格にボケを補填するツッコミが武器のコンビ。去年の準々決勝も相当ウケていた。スタ

          M-1 2023 決勝進出者予想

          2023 THESECOND感想

          非常に良い大会だった。 金属バット 決勝に残ったのが非常に嬉しいコンビ。松本も言っていたがM-1の決勝で見れると思っていたので、今回ゴールデンで見れて最高だった。 ネタは安定のブラックなボケと飄々としたツッコミが冴え渡る金属バットしか出来ない漫才を見せてくれた。惜しくも敗退してしまったが、来年は本命だろう。 2.マシンガンズ まさかの本人達も行けると思わなかった準優勝。 その場の出来事もアドリブで吠える2人の姿はM-1では見られない、まさにTHESECONDという大会を

          2023 THESECOND感想

          2023/3/12 東京ガーデンシアターでarctic monkeysを観た

          自分の人生で最も好きなバンド、arctic monkeysをついに観ることが出来た。感無量。 高校2年から虜になって早15年、ついに大学の友人と観れた。 arctic monkeysは最高にリズムに拘ったロックバンドである。 世界中を一瞬に虜にした、性急なビートと強烈な単音リフと哀愁メロの1st、リズムの強度を極限まで高め、よりダークで骨太になった唯一無二の2nd、ストーナー寄りの煙がかかったような哀愁メロを武器にした3rd、アメリカっぽい晴れやかなかつ、歌モノに進化した4

          2023/3/12 東京ガーデンシアターでarctic monkeysを観た

          超新星のアーティスト TOOBOEが素晴らしい

          TOOBOEというアーティストが素晴らしい。 元々はボカロPのjohnという名前で活動していたが、2020年付近からTOOBOEとして曲をリリースし始めている。 最近だとチェンソーマンのED曲、錠剤でも話題に挙がっている。 特徴は、歌謡曲をベースとした和メロ、ボカロを経由したフックの強い少しダークなメロディと、随所に入ってくる電子音が完璧に融合し、一つ一つのリズムの中毒性が凄く 気持ち良すぎる。 ボーカルの透き通った声も曲の強さを邪魔せず、非常にマッチしている。 一方

          超新星のアーティスト TOOBOEが素晴らしい

          M-1 2022 決勝戦感想

          カベポスター 良さを最大限に活かしたロジカルな漫才。ボケのワード一つ一つでも笑いが取れ、構成も切れることなく後半に回収する上手さもある。二人のたたずまいと声のトーンが非常に落ち着き、いつまででも聞いてられる。トップバッターでなければ去年のモグライダー同様もっと点数が高かっただろう。 2.真空ジェシカ 今年も圧巻のコント漫才。シルバー人材センターという、どう笑いに結び付けるのかというところから、一気に世界観に引き込む。お笑い番組や漫画を使ったボケもあり、まさに30代前半がド

          M-1 2022 決勝戦感想

          M-1 2022準決勝進出者発表をうけて

          今年も準決勝進出者が発表された。昨年ファイナリストのモグライダー、ゆにばーす、ランジャタイ、インディアンス等が敗退し、準決勝以上は常連だった、金属バット、見取り図、東京ホテイソン等が敗退する大波乱になった。 東京だと真空ジェシカ、オズワルドが安定の強さを見せ、ウケても準々決勝で負け続けていた、ストレッチーズ、ヤーレンズ、令和ロマンが遂に進出した。特にストレッチーズは番組の露出も増え、今年は追い風に乗っているため決勝進出しそうだ。 ケビンスは結成二年で準決勝に進出。わかりやす

          M-1 2022準決勝進出者発表をうけて

          M-1 2022 決勝進出者予想

          今年もM-1の季節がやってきた。 1. 真空ジェシカ 今年は優勝候補。去年の決勝では大きな評価を得て、知名度をグッと上げたコンビ。王道のコント漫才の入りから予想の斜め上をいく秀逸な構成と強いボケ、ボケをさらに大きな笑いに昇華する嘆きツッコミが特徴。去年はウケや評価に対して審査員の点が低かった印象が強い。知名度が上がった今年はチャンス。 2. オズワルド 真空ジェシカがコント漫才のトップであれば、しゃべくり漫才のトップはこのコンビ。去年はウイニングランにも見えた最終決戦

          M-1 2022 決勝進出者予想

          改めて今聴くべきバンド TheMirraz

          TheMirrazの新アルバム二枚が素晴らしい。 Mirrazとは2010年代に出現した当時流行っていたUKロックのエッセンスを邦楽に混ぜたバンドの一員だった。telephones,pills empire,QUATTRO等、当時の邦楽インディーシーンを沸かせたバンドだ。 ただし、ここ界隈のバンドは苦戦し、解散やメジャーシーンまで行けなかったバンドが殆どであった。 MirrazはArcticMonkeysのパクリを公言し、彼らの特徴である攻撃的な単音リフとhipHopを通

          改めて今聴くべきバンド TheMirraz

          2022年ブレイクコンビ 10億円

          今年も面白い芸人を見つけた。結成歴二年の若手コンビ10億円 だ。 ボケの山内とツッコミの永見によるコンビである。 去年のM-1でも注目を集め、最近ではツギクル芸人ぐらんぷりにも出場している。 簡単に言ってしまうと、真空ジェシカと金属バットの良い所ドリである。 漫才のスタイルはコント漫才だが単純にボケが強く、他と被らない独自の目線も持っている。それに対して強すぎない関西弁ツッコミがマッチしている。掴みやオチも確実に笑いを取れるシステムを用意しているし、くだり一つ一つに必ず笑

          2022年ブレイクコンビ 10億円