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2023/01/04年末年始キャンプツーリング東京から本土最南端へ七日目[宮崎〜佐多岬]

起床5時過ぎ
起きた時間にはナイト8時間はすぎていた。諦めて二度寝。ナイト8時間にこだわるのはこの料金設定が安いからです

6時過ぎからのそのそ出発準備をする。やはり快活のほうがキャンプよりいい睡眠取れるね。特に冬キャンプだと寒さで中々眠れないので、夏に比べたら快適度の差がある

7時前快活2420円。そろそろ日の出。今日は本土最南端を目指し走ります。

鵜戸神宮
断崖絶壁に建てられた神社。岩と岩の隙間に祠を設けていて「よく建てたなぁ」という印象。まるで人為的に作られたかのような岩模様をしていて、信仰を集めるのも納得。

駐車場に戻る道中おじさんに話しかけられた

話によるとこの神社は神武天皇の父親を祀った神社らしい。天皇はここから始まったのだと。その後地名と人名の話に移った。宮崎に「都」と名のつく地名が多いのは、昔この辺りが都の役割を持っていたからだという。

ここから日本は始まったと、そういうわけですね。たしかに高千穂といい鵜戸神宮といい、この岩の造形美をみると神の力が働いていると思わなくもない。日本中のジオスポットを見てきたが、ここまでの迫力を感じたことはなかった。意外とすごいね宮崎

続いて都井岬。ここは野生の馬がいることで有名。もう少し車道に馬が出ているのかと思ったがそうでもなかった。大人しく上の方で草食ってた。

それにしてもこの都井岬の景色は素晴らしいね。晴れた日に来れてよかった。灯台は台座に乗っててお膳立て感が凄かった。九州で唯一登れる灯台らしい。ふーん

馬と触れ合いたいのでちょっと探しに行きます

馬いました。胴体にナンバーが書かれていた。一体一体管理されてるようです
近くによっても警戒されなかったので人間に離れているよう。優しさを感じました。馬をこうまじまじ見た機会はないのだが、こうして見るとかっこよさと可愛さの塩梅がいいね。数分ほど見惚れていました。こんな直近で馬を観れるのはそうそうないと思うのでめちゃくちゃおすすめ。

続いて道の駅くしまで焼き芋220とマルチョンラーメン唐揚げ1000円。
まぁまぁでした。すごく優しい豚骨。豚が旨い

現在時刻13時前、マルチョンラーメンの盛況ぶりがすごく、少しちんたらしすぎてしまった。海産物もたくさんあるようで何を食うか悩んでしまった。

ここから最南端に向けひた走ります。

3時間ほどひたすらに走って佐多岬着。

募る想いたくさんあるが…まずはここから屋久島が見えるのが感慨深い。あの島で出会った旅人が今どうしているのか、別れたあとちゃんと旅を終えることができたのか、今でもどこかを旅しているのか、そんなことを考えてしまう。
屋久島に行きたい、そういう思いで日本一周をしたこともあり、いろんな思い出が込み上げて来る。

次に思うのはここで旅を終えてもいいんだな、ということ。元旦のnoteでもまとめたが、ひとまず長期連休を利用した旅はやめようと思っている。多分やめる。頼むぞ。

この長期連休利用して旅に出るのは大学生になってからの習慣となっていて、かつての私が「どうせやることないから日本一周するか」と思ったのが発端である。その後は長期休みが来るたびに何かに駆られるようにして家を飛び出していた。

でもそんな日々も終えようと思う。若さを利用して時間をかける行為はもう終わりでいいのだ。今しかできないことは、もう全部やった。もう十分日本中を旅した。いけてないところはもちろんあるが、やることはやったと思っていいだろう。

ようやく「旅」という呪縛から解き放たれたような気がする。満足するまで随分長かった。

帰ろう

大泊野営キャンプ場
本日中に薩摩半島に渡っておきたかったが、フェリーなんきゅうの終便に間に合わなそうなのでここでキャンプ。今日は私以外キャンパーはいない。ちょっと寂しいけど快適。

現在20時半
ようやく飯を作り始める。さっきまで暖かかったが急に冷えてきた。あとは月明かりが眩しいぐらい綺麗。ついでに星も綺麗

飯はおそらくお盆休みに非常用として買った棒ラーメン。いざという時に入れといてよかった。ただ怠惰なだけだけど

ゴロゴロしつつ明日の計画を考えたがどうも納得いくものが思い浮かばず。当初の予定通り本土とつながった道の最西端でも目指すか…。そこまで魅力も感じないので微妙なところ

さっさと福岡の友人宅に逃げ込むためにひた走るのがなんだか一番いいような気がするけど味気ないし、寄り道せず向かっても二日はかかるので一日丸々移動に使うのは気が重い。程よい観光地があればいいのだが…

キャンプ飯&本日の記録
ガソリン代400円ぐらい

明日のことは明日考えましょう。
またこんど

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