人生最高の瞬間は、運勢も最高か?〜槙原寛己の完全試合を例に〜
毎日投稿164日目。今日は、「人生最高の瞬間は、運勢も最高か?」ということをテーマに、1994年5月18日の福岡ドーム(現 PayPayドーム)での広島カープ戦で、槙原寛己の完全試合を達成した日の運勢を占ってみたいと思います。
完全試合とは、相手チームの安打及び四死球、そして自チームのエラーなどが一切なく、相手チームのバッターを一度も一塁に進ませずに勝利することである。
継投ではなく、一人のピッチャーが試合終了まで完投して完全試合を達成することは、プロ野球選手としては最高の栄誉であり、その日の運勢は人生最高なのではないかと私が思いたくなるのも、お分かり頂けるのではないでしょうか。
◆完全試合を達成した日(1994年5月18日)の運勢を占ってみた
いつものように、1994年5月18日の槙原氏のトランジット天体とネイタル天体の組み合わせを読んでいきます。
槙原氏の生年月日は1963年8月11日、出生時間は不明です。愛知県半田市出身です。ネイタルチャートをパッと見ますと、プロのスポーツ選手にしては火星が弱いなと感じます。火星は天秤座ですので、そこまでパワーが強いサインではないですし、アスペクトも金星とセクスタイルのみです。
完全試合を達成した要因としては、3つあります
①「魚座のトランジット土星(赤丸で囲んだ天体)」と「乙女座のネイタル水星、冥王星、天王星(青丸で囲んだ天体)」がオポジション
→トランジット土星がネイタルの水星と冥王星にタイトにオポジションですので、集中力が過度に発揮されたり、ハードに自己鍛錬を積み重ねていく時期でしょう。ゆるいアスペクトですが、ネイタル天王星ともオポジションですので、自由に振る舞えないプレッシャーは感じていたかもしれません。
完全試合の前々日に門限を破り、外出禁止になったというエピソードがありますが、その星回りが見事に発揮された例です。
②「魚座のトランジット土星(赤丸で囲んだ天体)」を頂点に、ネイタルの獅子座金星と天秤座火星(ともにオレンジ色の丸で囲んだ天体)でヨッドを形成
→ヨッドの頂点に位置する土星は「形作る」と解釈します。また、金星と火星のセクスタイルは「自ら積極的に楽しむ、冒険心を持つ」という意味でここでは解釈します。まとめますと、”試合において、自ら持っている積極性や勢いを成果として出す”という解釈になります。
③トランジット海王星(山羊座)とネイタル木星(牡羊座)のスクエアの状態から抜けかけていた
トランジット海王星とネイタル木星がスクエアですと、孤独感や周囲への不信感が生まれます。前年の1993年は特にタイトなスクエアを形成していましたが、実際に、1993年のシーズンオフにはFA宣言をしているので、このアスペクトの影響を受けていたと言えます。
完全試合を達成した日は、このスクエアがゆるくなっていたので、精神的な好調を取り戻したことから、完全試合という偉業を達成したと言えます。
◆最後に~事前に占っていても、完全試合の偉業は当てることは出来ない~
もし出生時間まで含めて占っていれば、アングル上を天体が通過したという要因もあったかもしれないので、”人生における大きな転機”というワードで偉業の達成を当てることは出来たかもしれません。しかし、生年月日と出生地の情報だけでは、完全試合の達成を当てることはまず出来ないです。
トランジット土星は幸運をもたらすというよりも、”責任”や”制限”を意味しますので、プロ野球選手として成果を出すという発想にはまずもって至らないからです。
長い目で振り返ってみたり、宇宙の星々からみたら、土星がもたらす幸運もきっとあるはずですが、実際の鑑定で言いきるというのはなかなか難しいです。
人生最高の運勢ではなかったが、トランジット土星のパワーによって人生最高の日になった。
が、西洋占星術師たぐりょうの結論です。
#西洋占星術 #ホロスコープ #占い #毎日投稿 #毎日note #連続投稿 #槙原寛己 #完全試合 #プロ野球 #スポーツ #巨人 #読売ジャイアンツ #人生最高