2021年4月12日の新月図(牡羊座)を読んでみた

毎日投稿290日目。今日は、2021年4月12日の新月図(牡羊座)を読んでみます。この新月図が有効な期間としましては、2021年4月12日から4月27日(次回の満月)までです。

◆2021年4月12日の新月図(牡羊座)を読んでみた

2021年4月12日午前11時31分に、10ハウスで新月となります。10ハウスは「社会的キャリア」を示すハウスですので、そのようなことが4月中旬から下旬にかけてのテーマになるでしょう。ホロスコープの上半分に天体が集中しているので、春らしくどんどん外向きに活動を充実していけます。

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「社会的な頂点」を示すMC付近にライツ(=太陽と月)が位置しているので、”自分”という存在を社会に向けて打ち出していく期間となります。

ライツのアスペクトを読んでみますと、

DSC付近に位置している6ハウスの冥王星とスクエア

→まず、「外部に見せる姿、外部との関係」を示すDSC付近に、「破壊と再生、極端」を表す冥王星があるので、海外に対しては見栄っ張りな部分、権力を振りかざして強がる部分を見せるかもしれません。もっとも、「労働」を示す6ハウスに冥王星があるので、仕事などの義務的にしなければならないことで、ものすごく忙しくなるという形で表れるかもしれません。太陽と冥王星がスクエア、月と冥王星がスクエアということを踏まえますと、公私ともに環境が劇的に変化する可能性を秘めた期間とも言えます。

8ハウスの水瓶座木星とセクスタイル

→「誰かから受け継ぐもの、相続、社会保障、税金」を示すと言われる8ハウスに、「財運、正義、幸福、拡大」を表す木星が入っています。何かを失うことによって、幸福や正義を得られると読めます。

11ハウスの双子座火星とセクスタイル

11ハウスは、SNSなどのインターネット上の空間と解釈します。私としては、マンデン占星術における11ハウスの解釈については、このようにしていくつもりです。その11ハウスに、「積極性、攻撃性、勇気」を表す火星が入っているので、ネットでのトラブルには充分に気を付けて欲しいです。双子座の火星ですので、SNSでのコミュニケーションが活発になると解釈できます。

10ハウスの牡羊座金星と合

→太陽を「政府、政治」、月を「大衆」、金星を「経済、華やかなこと」とすれば、世の中全体は明るいムードでしょう。

◆最後に

社会的頂点を示すMCのサビアンシンボルは、サビアンシンボル牡羊座20度「冬に鳥に餌をやる若い少女」ですので、小さい雛鳥を大きく育てるように、長期間にわたって優しく保護していく意味を根底に持ちます。それが転じて、困った人に対しては優しく手を差し伸べていく思いやりの意味を持ちます。単に活発に動くというよりも、静かながらも必要なことを地道に行っていくような方向性になるでしょう。

MC付近に、「知性、情報」を表す水星が位置しているので、外に向けて情報はどんどん発信していきます。さて、どんなニュースが発信されるのでしょうか。

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