2021年6月10日の新月図(双子座)を読んでみた
毎日投稿349日目。今日は、2021年6月10日の新月図(双子座)を読んでみます。この新月図が有効な期間としましては、2021年6月10日から6月25日(次回の満月)までです。
◆2021年6月10日の新月図(双子座)を読んでみた
2021年6月10日19時53分に、6ハウスで新月となります。6ハウスは「健康、労働」を示すハウスですので、そのようなことが6月上旬から下旬にかけてのテーマになるでしょう。マンデン占星術でも、6ハウスは「健康、労働」を示すハウスですので、ワクチン接種に関することが大きな話題になるかもしれません。
また、ホロスコープの下半分(北側)に天体が集中しているので、個人レベルでは内向きの活動に専念していく期間になります。目立った活動をするというイメージではないです。火のサインに天体が無いので、社会全体に熱気を感じられないとしても不思議ではありません。
太陽と月(以下、ライツ)に注目してみますと、サビアンシンボルは双子座20度「カフェテリア」ですので、特定のジャンルにこだわらず幅広く情報を収集するという意味を持ちます。凝り固まった価値観から解放され、新たな視点から物事を見ることが出来るチャンスにしたいです。ライツには、水星がぴったりと重なっているので、政治家の主張と大衆の主張のそれぞれがより明確になるでしょう。
引き続きライツのアスペクトに注目しますと、3ハウスの魚座海王星がスクエアで関わっています。3ハウスは「メディア、情報」を示すハウスですので、デマやフェイクニュースなどの不確かな情報には注意が必要です。太陽と海王星のスクエア、月と海王星のスクエアですと、地に足が付かないような感覚に陥るでしょうか。
「外交」を示す7ハウスに蟹座火星が位置していて、1ハウスの山羊座冥王星とオポジションです。火星と冥王星がオポジションですと極端な形でエネルギーが発散しがちなので、外交関係でいざこざが起きないかは心配です。個人レベルですと、対人関係のトラブルに注意です。同じく7ハウスには蟹座金星が位置しているので、火星の働きが抑えられることに期待したいです。
◆最後に
社会的頂点を示すMCのサビアンシンボルは、サビアンシンボル天秤座24度「蝶の左側にある3番目の羽」で、物事を敏感に察して理解するという意味があります。つまり、物事の”ウラ”を察する、もしくは否応なしに目の当たりにする期間といえるかもしれません。
火星が蟹座29度に位置しているのは、個人的にはちょっと気になります。内輪の利益のために、エネルギーが変に使われてしまうようにも読めるからです。
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