動物がいっぱい
昨日書かなかったので、今日は2つ目を書いてみます。
山暮らしの困ったところが、ニワトリや野菜が動物にとられてしまうことです。ニワトリの件は、既に書いた通りです。野菜の方もありとあらゆる動物にやられてきました。まずは、何も防御せずに畑をやっていたら、当たり前のようにイノシシにやられました。なので電柵を張ってみたらイノシシは入らなくなりましたが、カモシカやシカが入ってきました。次に高さのあるネットを張ったらカモシカたちは入らなくなりましたが、ネットの下からノウサギが入ってきました。他にも植えた苗はモグラに抜かれるし、モグラの通ったトンネルを利用してネズミたちがイモを食い荒らし、空からはカラスやヒヨドリがトマトやキュウリを食べにきて、スモモは毎年ハクビシンが家族で食べてしまいます。
電柵やネットも台風やらで劣化したりしたスキにイノシシやシカが入ってきますし、最近ではカモシカがネットに寄りかかって倒すようになってしまって、山の中の畑ではカモシカが食べないものしか作れなくなってしまいました。
とまあ、動物たちには泣かされてきてるわけですが、それほどに動物がいるということが、山暮らしの魅力でもあります。
僕は動物が大好きなので、普段動物たちに困らされていても、動物たちが観察できるのは楽しみでもあるわけです。
特にミゾゴイやアカショウビンやヨタカといったそこそこ珍しい鳥たちが毎年のように観察できるのは嬉しいですね。
なんとか最小限の農畜産物への被害で、動物たちと上手く共存できるといいなと思います。
家の周りがほとんど放棄されたような杉林なので、それが色んな生物で溢れる広葉樹の森になれば少しは改善するのかなぁと考えていますが、自分の土地だけでも広葉樹に変えていくのは大変な作業です。
それでもゆくゆくは、そういった活動に取り組めるようになりたいなと夢見ております。