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日帰りサンタクロース村。行き方・楽しみ方、ハスキーライド。

2024.12.11にフィンランドの北部にあるサンタクロース村を訪れたので、行き方など詳細を記録します。
サンタクロース村があるのは、ロヴァニエミ(ROVANIEMI)という街で、私達はヘルシンキに滞在していましたが、前日に突然行きたくなり、弾丸日帰り旅行を計画しました。
ヘルシンキからロヴァニエミへは電車では10時間程度かかるとのことで、飛行機で行くことにしました。
飛行機はfinnairで、往復243ユーロ(1ユーロ160円とすると38880円)で、片道1時間45分で行くことができます。
朝は6:30の飛行機、夜は17:40の飛行機でした。
ヘルシンキ駅からヘルシンキ空港までは直通電車で40分ほどなので、夜中の朝4時半にホテルを出発して、空港に向かいました。

ROVENIEMIに向かう飛行機。小型プロペラ機でコンパクト。

朝6時半は肌に刺さるような寒さでしたが機内は暖房完備で爆睡しました。
ROVANIEMI空港からサンタクロース村はものすごく近く、車で5分くらいです。1人8ユーロで乗れる市内バスもありますが、待機しているタクシーが同等またはそれ以下の値段で連れて行ってくれますので、タクシーをお勧めします。ただ、タクシー運転手によっては、ぼったくろうとしてくるので、事前にしっかり料金を聞くのがおすすめです!(2人で40ユーロと言ってきた人もいました。)

Santa Claus Village

日の出は10:30、日没は13:30なので、ついた時はまだ暗かったですが、綺麗でした。
サンタクロース村では、人気なのは
①Santaさん(フィンランド公認)とのGreeting
②トナカイライド
③ハスキーライド
④村内郵便局から世界に葉書を送る
です。
私達はまず朝8時半頃にSantaさんのgreetingに向かいましたが、すでに長蛇の列で、10時15分からのアクティビティに間に合わないと判断し、途中で並ぶのを諦めました。(1時間半ここで並んでしまい、無駄にしてしまいました。)
②のトナカイライドは予約制度がないため当日8時過ぎに聞きに行きましたが、70ユーロの長距離のもの以外は完売でした。
③のハスキーライドは前日予約サイトを見ましたが、すでに1月まで完売していました。

本当は園内のアクティビティが1番安いらしいのですが、すぐに売り切れるみたいです。
私達はどうしてもハスキーの犬ぞりをしたかったので、LAPLAND SAFARIという現地のツアー会社が運行するハスキーツアーを前日にネット予約していきました。

3kmの自分で操縦するハスキー犬ぞりが体験でき、1人171ユーロ(約27360円)でした。
フィンランドは物価がとても高いため、この辺りで金銭感覚が麻痺していました。
しかし、サンタクロース村からツアー会社本社まで車往復送迎あり、完全防備の着替え貸し出しあり、ハスキー犬舎までも大型バスで移動でき、とても快適でした。

晴れた冬の爆速ハスキーライド。犬達はとても賢くて、先をリードするスタッフさんのハンドサインに従って走り出します。

犬ぞりは2人ペアで、前に1人が座り、後ろにもう1人が立つスタイルでした。

実際に乗った犬ぞり。自分で後ろのブレードを踏んでブレーキをかける。

体感としては、ものすごい速さでしたが、ブレーキを踏むとちゃんと犬が減速してくれるのでとても安全で楽しかったです。
常に近くにスノーモービルに乗ったスタッフさんがいてくれました。
犬ぞりのあとは犬舎の案内や、どのように犬達が暮らし、訓練を受けているのかを説明してくれました。

犬ぞりの後はスタッフさんが運転する車でまた、サンタクロース村へ。ちょうど日がくれて、ライトアップが華やかでした。

トナカイライドをする人たち。有料、予約制。

園内を一通り見て、郵便局からハガキも出しました。ハイシーズンなので、園内はどこも激混みでお土産などはまともに見られなかったです。

私が出したハガキ。朝焼けの中のサンタさん。裏にサンタクロース村の消印を押してもらえる。

このあと、16時ごろにSantaさんgreetingに再び挑戦し、30-40分並んで会うことができました!
「今日はNothern lights(オーロラ)が見えるかもよ。フォッフォッフォ。」と言っていましたが、まったく見れませんでした😭
でも朝焼けや夕焼けがとても美しかったので、来てよかったです。

その後、園内を一通り見てロバニエミ空港へ戻りました。
帰りは17:40の飛行機に乗る予定でしたが、おそらくこの日や前後の日で行われたfinnairのストライキによりダイヤが乱れ、20:10発に遅延しました。
予定搭乗時刻の17:40を過ぎても、遅延のお知らせなどが空港内の掲示板になかなか表示されなかったため、かなり焦りました。finnairのスタッフも搭乗口側のエリアに1人もおらず、周りのお客さん同士で確認して、大人しく待機していました。
ヘルシンキ空港に着いたのは23時で、finnairが出航さえも取りやめていたら私達は帰って来れなかったです。
ヒヤヒヤしましたが、ヘルシンキ〜サンタクロース村日帰り旅行に成功しました。
次に訪れる人の参考になると幸いです☺️



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