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英語読書22〜26冊目: 多読でよく読まれているらしい本たち

ハリポタ後、何を読めば良いのか迷子になった私はまたとりあえず児童文学の名作に戻った。そして多読でよく読まれているらしい本をいくつか。

📕 Pollyanna

著者:Eleanor H. Porter
対象年齢:5 - 10歳
購入日:2017年3月10日

孤児になった少女、ポリアンナが親戚に引き取られ、不幸な中で良いこと探しをしながらがんばる話。

と、要約されるとまったく惹かれないし、子どもの頃にアニメを見た記憶からも、あまりポリアンナを好きではなかった。だが、ポリアンナも赤毛のアンと同じく、私は物語の内容を知っているようで知らない。本選びで迷子になっていたのでとりあえず読んでみた感じだったが、読み始めるとやはり面白い。名作は安定である。

📕 Holes

著者:Louis Sachar
対象年齢:10歳以上
購入日:2017年3月18日

無実の罪で更生施設に送られた少年が、更生のためにひたすら穴を掘る作業をさせられていたが、その穴堀りには隠された秘密があった……

もう少し現代に近いものも読もう、と検索してHolesを見つけた。英語多読でよく読まれている本のようだ。英語は難しくなく簡単すぎず。でも日常的な話ではないので最初状況を掴むのに苦労した。個人的にはハリーポッターよりだいぶ苦労した。でも徐々にストーリーにひきこまれて読める。登場人物が個性的で良かった。

📕 There's a Boy in the Girls' Bathroom

著者:Louis Sachar
対象年齢:9 - 11歳
購入日:2017年3月24日

問題児の小学生男子が少しずつ変わっていく話。

Holesが面白かったので、同じ著者の本を。
こちらはもうHolesよりももう少し下の年齢向けで、だいぶ読みやすい。

📕 Someday Angeline

著者:Louis Sachar
対象年齢:8 - 12歳
購入日:2017年3月26日

すごく賢い女の子、Angelineの話。

さらに同じ著者の本。これもかなり読みやすい。さらに幼くなってしまった。

面白く読んだし、好きだった。天才好きなので。でもどうしても主人公が小学生だと物足りない。長い物語だと成長していくので良いのだけど、1冊だと小学生のままなので。たまに読む分には楽しめるが、小学生主人公の本が2連続だったので、次は少し違った方画面へ。

📕 The Giver (Giver Quartet, Book 1)

著者:Lois Lowry
対象年齢:12歳以上
購入日:2017年3月28日

犯罪や飢餓のない一見ユートピアのような、でも感情の起伏の少ない、ルールの多い、奇妙な世界の話。

これも児童文学だし、主人公は少年なんだけど、内容は子どもっぽくなく、世界がすごく作り込まれて面白かった。

でも全部で4巻なのに続きを読んでいない。なぜだろう。最後のあたりが好きじゃなかったんだったかな。うろ覚えだ。今さら続きが気になるので、現在読んでいるものが終わったら読み返してみるかもしれない。