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英語読書27〜30冊目:Young Adult向けの本など

📕Thirteen Reasons Why

著者:Jay Asher
対象年齢:12歳以上
購入日:2017年3月31日

自殺した女子高生の残したテープを軸に話が進む。テープに録音されていたのは「13の理由」。彼女はなぜ自殺したのか。

Young Adult向けの本を読んでみた。登場人物は高校生で、これまでより対象年齢が少し高い。

この本はNetflixでTVシリーズ化されたから知っている人多いかもしれない。
New York Timesベストセラーだったり、いろいろな賞を取っている反面、自殺が増える危険があるとして学校や図書館からバンされていたりもするようで、話題の多い本。

自殺の理由を語る話なのだから、当然人間関係とかいじめとか恋愛とかあるし、犯罪もあるし、根本のテーマが重い、暗い。明るめの文体で進んでいてもそれはそれでつらい。面白い、けど、つらい、面白い、つらい、むむむ、と思いながら読んだ。

英語的には知らない単語が多くなったし、一文が児童文学より長くなったなと感じた。でも現代語かつ高校生が使う言葉なので、よく使われているような言い回しも多く、読みにくくはなかった。結局Kindleがあれば辞書を引くのが簡単なので、わからない単語があること自体はそんなにハードルではないのだった。

子ども向けか、ヤングアダルト向けかの違いは、言葉の難しさより題材の違いを強く感じる。児童文学には基本的にドロドロの恋愛とかエグい犯罪はないし、勧善懲悪みがある。ヤングアダルトはそこから少し解放される。ヤングアダルトでは登場人物は高校生やその前後の年齢層だから、児童文学では友情と恋愛の間でふわふわしていたような感情が、リアルな恋愛感情になり、詳細な描写まではないとしても性的な話も入ってくる。性犯罪やドラッグなども描かれる。ヤングアダルト向け本を読んでいると、児童文学には感じない「何かものすごくひどいことが起こるかも」という怖さがある。

📕The Old Man and the Sea (English Edition)

著者:Ernest Hemingway
購入日:2017年4月13日

老人と海。

うん。たぶん現代とか日常とかから離れたかったのだろう。そんなときは名作を読むのが安全安心。日本語では読んだことある気がしてたけど、どうやらそうでもなかった。

あまり多読には向かない本だと思うけど、なぜかAmazonのレコメンドによく出てきたのでした。

📕Howl's Moving Castle (Howl's Castle Book 1)

著者:Diana Wynne Jones
対象年齢:8 - 12歳
購入日:2017年5月7日

ハウルがかっこよくてずるい。だめなとこもあって良い。(何の感想だ?)

ジブリの映画版も見たけど、私は原作が好きだ。
私はほとんどの場合において原作の方が好き。

📕Castle in the Air (Howl's Castle Book 2)

著者:Diana Wynne Jones
対象年齢:8 - 12歳
購入日:2017年5月20日

ハウルシリーズの続編。こちらも面白く読んだ。前半は続編ぽくはない。
シリーズ3冊目があることにこれを書きながら気づいた。そのうち読もう。