英語読書43〜46冊目:Red Risingシリーズ
次に読んだのはRed Risingシリーズ。Enderに続いてSci-Fiです。
Sci-Fiだけど、あまりサイエンスフィクションっぽさはなくて、いやでも宇宙で戦うし分類としてはSci-Fiか。Space operaかな。
📕Red Rising: Red Rising Series 1 (401 pages)
📕Golden Son: Red Rising Series 2 (465 pages)
📕Morning Star: Red Rising Series 3 (545 pages)
📕Iron Gold: Red Rising Series 4 (576 pages)
著者:Pierce Brown
対象読者年齢:記載なし
購入:2019年2月2日、2019年3月23日、2019年6月11日、2019年10月7日
舞台は未来の火星。階級が色で明確に分けられている世界。主人公は最下層の階級である「Red」の少年Darrow。
Redの人々は、人類の未来のためと信じ、火星の地下で過酷な労働の日々を送っている。だがDarrowはそれが偽りと知り、復讐を誓う。肉体改造を受け、支配階級である「Gold」になりきり、内部に潜入する。
1巻目は、支配階級Goldのエリート養成校に潜入して生徒同士で戦って生き抜く話。2巻目からは卒業後でもっと戦争の話が増えてくる。
未来で、地球外が舞台で、少年が主人公で、1巻目は学校の話でーーと書くと、この前に読んだEnderシリーズと設定がかぶるところもあるが、内容も読んだ印象もまったく違う。まず主人公の性格がまったく違う、Enderは優しくて共感能力が高いが、冷静で頭が良すぎて必要なら残酷なこともできて孤独という悪役にもいそうなタイプ。RedのDarrowは勇気があって心根がやさしく、深い怒りや愛情もあって強い、主人公タイプ。Enderは人類の有り得る未来っぽさがあり、Redはもう少し異世界っぽい感じがする。そしてRedのほうがアクションが多いので、ハラハラドキドキ爽快感を求めるなら完全にRed。私はどちらもそれぞれの面白さがあって好きだった。
Red Risingシリーズ、私は4巻まで読んだけど、5巻まで出ていて、6巻目も執筆中のようだ。今年か来年ぐらいには出るのかな。1〜3巻までがひとまとまりで、4〜6巻がひとまとまり、のようなので、6巻が出たら4巻ぐらいから読み返そうと思っている。