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嫉妬を克服して人生明るく
いわゆる七つの大罪(傲慢・強欲・嫉妬・憤怒・色欲・暴食・怠惰)はどれも厄介ですが、仕事や恋愛など人生の経験上特に「嫉妬」は殆どデメリットしかない感情。
大切で好きな人に向けてしまう黒い情動から出る言葉は恨みを含み、相手を困らせ遠ざけてしまう。
そんな自分が嫌でさらに気持ちが病む悪循環。
早めに何とかしたいと思い始めてかれこれ二十余年、嫉妬を完全に消し去ったなどとおこがましい事を言うつもりはないけど、黒い感情に自己嫌悪する悪循環は殆ど封印に成功するようになったと思う。
今年はつい先日無事自宅で46才の誕生日を迎え、人生半分は過ぎたなと思う今日この頃。
この年になると今はまだ言葉の真意が伝わらない子供達が、将来参考に出来る何かを残したいという気持ちに駆られる。
嫉妬は自身の成長や円満な人間関係の為に闘って抑える価値のある負の感情。
言葉の上手な誰かがどこがで既に多くを述べているとは思うが、ひょっとして子供達や誰かの役に立つかもしれない。
恥ずかしながら、稚拙でも私なりの教訓を残しておこう。
1. 嫉妬を克服の優先課題に据えた背景
・傲慢や憤怒など他の感情は物事を達成する時、自信や強い動機などプラスに作用する事も多いが、嫉妬は敬愛に独占欲が加わる歪んだ感情で抱くメリットが殆どない
・仕事や恋愛において嫉妬を抱く頻度が多い時は精神的にかなり辛い
・抱くのが無駄どころか害悪なら、何とか抑えたい
・七つの大罪全てを改善するのは目標が大き過ぎてパンクしそう
克服する感情を絞り込めば目標も定めやすく分析もし易いと敢えて狙いを定めた。
2. 嫉妬心を抱く理由の傾向
・恋愛の場合、好きな人が他の人と仲良くしてるのが悔しい(独占欲)
・自分の思ったように行動してくれない事に苛立つ(期待が裏切られた)
・他人の能力や成果が羨ましい(自分にも出来たはず、自分こそが認められ、褒められたかった)
3. 嫉妬心から解放される為の対策(思考転換)
・自分が好きな人を最高に楽しませることが出来るというのは幻想で驕り。
今はまだ大したことは出来なくても、好きな気持ちだけは自分が一番で誰にも負けないと信じ、努力し続けるしかない
・自分が常に他人が期待する行動をする事は難しいように、他人も自分の期待する行動をしてくれると過度な期待をする方がおこがましい。
人間というのは自分含めその時の感情に流されてしまう弱い生き物。
腹の立つ事もあるだろうけど、自分を裏切ろうとして意図的に行った訳ではない。
(もしそうでも自分を困らせようとするのは自分を好きだから嫉妬がさせてること、可愛いではないか)
・他人の成果が羨ましいと思う感情を抱く資格を得るには、その人が人生で行ってきた努力や我慢の歴史を全て知らなくてはいけないが、そんな事は他人には無理。
よく知らない相手の成果を妬むのは筋違い。
実力もないのに運や機会に恵まれただけに見えても、それを掴むための本人の我慢や努力は他人からは見えない。
またある能力は自分が本当に勝っていたとしても、他人に実力を認めさせる能力や見えない総合力はその人の方が素晴らしいかもしれない。
人を妬む暇があったら自分の実力を高めていくしかない。
感情というのは物事に遭遇した時自然に心の中に湧き出てしまうもの。
0に抑えることは出来ない。
人間的な感情を否定するのは理想論で終わる。
なら湧き出てしまっても人の理性や思考転換で抑え込めばいい。
ざっくりとこんな感じだろうか。
因みに嫉妬心が湧き出てしまった時は、敢えて中二病っぽく、
『私にもまだこんな人間的な感情が残っていたか』
と独り言を放てば一気に冷静になれるので意外と本気でオススメ。
なんてな。