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安倍総理一周忌献花台クラファン企画の総括

署名サイトVOICE上のクラウドファンディング

はじめに


安倍総理の一周忌から間もなく一か月となりますが、当時クラファンにより主に献花台設置に向けた資金について、頂いた返金依頼は全て対応済みですが、未だ多くお預かりしている状態です。
これらの資金は今後安倍総理慰霊団体への全額寄付を予定しておりますが、クラファンの最中にネットが炎上し奈良市が警察に相談しているという情報も寄せられた為、資金の透明運用に大変なご心配をおかけして申し訳ございません。
当方としましては私が嘘を言っているなど間違った情報が流布されておりましたので、懸念払拭の一助として一周忌献花台企画を巡る経緯の総括を下記に残します。

[タイムライン]


 
6/8   市が献花台設置を行わない方針を発表


奈良市による公金を使用した献花台未設置の報道

 https://www.sankei.com/article/20230608-AYI25JE2MJOM5BZ4LPZIY2VYX4/
 

6/9  - 6/12   元国会議員、奈良市議会議員を通じて奈良自民党による献花台計画があるかどうか情報提供を依頼するも、特に動きは感知できず


6/13   一周忌まで一か月を切っていたことから、Webの市政へのコメント投書で奈良市に献花台設置の意義、公金を使用した設置の難しさへの理解からクラウドファンディングによる世論の後押しを行うことは事前に通知。SNSに企画書の公開と一周忌企画のアイデアを募集。
 

 
[市への投書]
クラファンの開始を含めて市に連絡し意見を求めるも、8/4現在までに特に返信なし。

 
6/16   VOICEによるクラファン開始。クラファンの性質上献花台設置費用以上の資金が集まることを予め想定し、追加で追悼メッセージや手紙のデジタル化、献花参列者写真を使用した安倍総理のモザイクアートなどを企画。


https://twitter.com/horitomos207/status/1669437969848209410?s=20
 
[クラファン] https://voice.charity/events/516
 
[企画書] https://docs.google.com/presentation/d/11ycer3-JP1OpFuE2Hi7Di5zpTcaWiH9eaPUjYvyvEVk/edit?usp=sharing
 
 
6/19   奈良市役所議会棟にて、高市事務所1名(慰霊碑および献花台事務局)、奈良市議会議員4名、県議会議員1名、事務員1名と一周忌献花台企画について議論。献花台設置費用や周辺警備、必要スタッフは奈良自民党で確保可能なことを確認。先方やマスコミもクラファンについて既に把握しており、資金は既に集まり始めている事を説明し献花台以外の追加企画書を提示。概ね了承の上詳しい内容の提出を依頼され、以後高市事務所が調整先となる。
 
献花台そのものの設置はこの時まだ道路使用許可など行政手続きが進行中だったが、先方から献花台設置が実現することはTwitterで発言してくださって結構ですと言われる。
設置の為作業をされていたのは事務局の方々で私はクラファンをしていただけなのでふさわしくないと固辞したが、「概ね設置に向けて交渉は完了しているし、クラファンの事もあるので実現の発表だけ先でも大丈夫です」と言われる。
午後会議にご参加頂いた方々に言及しつつ献花台設置実現のツイートをするも、組織全体として了承のプロセスを通したわけではない、ということで一度削除し献花台設置にのみ言及したtweetに変更。


 
6/22 詳しい企画書を高市事務所に提出。この時点で既にネットは炎上しており、市が警察に相談しているとの情報も。企画の実現が出来ない場合は発注の件もあり早めに中止の指示を頂いても結構ですと高市事務所に連絡したが、特にそういう指示は出ていないとの事で企画続行を決定。
 




 6/26 奈良市高市事務所にて企画の詳細と現状を議論。この場では企画の中止や縮小指示は出ていないと言われるが、ネットの炎上は何とか収めて静かな当日を迎えたいという共通見解に至る。
 
7/3 ネットの炎上は収まる気配が無かった為、静かな当日を迎えることは難しいと判断。高市事務所に企画中止を伝え理解を得る。
 
7/18 クラファンの返金状況の現状を報告
 

 https://twitter.com/horitomos207/status/1681187552383090689?s=20
 
8/2 以前市が警察に相談しているという情報があったので、追って市担当部署・担当奈良市警察の所轄・私の三者会議の設定を市に依頼。
 
8/7 同総括を公開
 

[今後の予定]


・引き続き依頼があり次第返金作業を行う
・奈良市にて警察に相談された市の担当者・担当所轄・私の三者で会議を行う
・令和5年9月末に残った資金については安倍総理慰霊団体を足跡を残す会で適切な寄付先の意見をもらいながら、全額寄付を予定
 

[Q&A]


 
Q1: 私がクラファンの提出先に奈良市と自民党奈良県連を記載したことで、それらの名前を恣意的に使用したという見解が広がりネットが炎上した件について
 
A1: 6/13に奈良市に献花台設置の意義、公金投入は反対で難しいならクラファンで世論の後押しがあれば実践できるか投書により問い合わせ、フィードバックを待っておりましたが本日に至るまで特にクラファンは中止してほしいなど市の回答は得られておりません。
市の名前を勝手に流用し警察に相談したという情報があり、国民の皆様の善意の資金をお預かりしている立場として警察沙汰になったという状態を放置することは出来ない為、詳しい経緯を奈良市と担当所轄に確認し、一度奈良市に伺ったうえで三者による会談を依頼しておリます。
また署名&クラファンサイトVOICE担当者からは、クラファン募集の記載から市や自民奈良県連の名前を恣意的に使用したとは解釈できないというご意見を頂いております。
 

VOICE事務局からの見解

 
[別途用意した説明資料とスクリーンショット]
https://docs.google.com/presentation/d/1d_uTNiURxc8cbEmHHgLiL-l-HjHeKv8N77IcmX77Djk/edit?usp=sharing
 

 

 Q2: 事前に市や県連の許可を得てからクラファンを始めるべきだったのでは?
 
A2: 市が設置しないという方針を発表して後急ぎ複数の議員に情報の確認を依頼したものの具体的な計画の情報が得られず、公金による設置に理解が得られないケースが想定された為、希望する国民の皆様からの浄財による実現を目指してクラファンを企画しました。
民間人で一般自民党員である私がクラファンで資金を集めたら献花台を設置してもらえるかという事前承認を得る事は不可能ということで、念の為事前に奈良市に献花台設置の意義を意見投書しクラファンの開始を連絡しました。
現場の道路使用許可や警察による警備許可を得る為最終的に市や奈良自民党との連携は必須という理解の元、クラファン提出先を敢えて市や自民党奈良県連に設定しました。
 
Q3: 奈良自民党が献花台設置をすると分かった時クラファンは即座に中止すべきだったのでは?
 
A3: クラファンの性質上献花台の固定費用をぴったり集めることは出来ないので、献花台に追加して全国の皆様からの浄財を一周忌の慰霊に使用する追加企画(メッセージカードの電子書籍化・モザイクアート)を当初から企画していました。
6/19の奈良市役所での話し合いで献花台自体は自民党からの費用で設置可能と伺い、その上で追加企画を提案、了承を得て継続しています。
ネットでは県連と無関係なので中止すべきという声があり、念の為私の企画窓口である高市事務所に何度も意思確認を致しましたが、中止の指示は最後までありませんでした。
一周忌の5日前の7/3になっても自民党の一部が反対の声を継続していた為、静かな一周忌実現の為当方から企画の辞退を申し入れ、了承されました。

Q4: クラファンが始まる前に議員から献花台の見積もりをもらって正確な費用を知っていたにも 関わらず数百万の目標でクラファンを始めた?

A4: 6/19の奈良市役所で話し合いの際口頭で30万くらいで出来る見込みで自民党で手配しますと伺いましたがその時既にクラファンは始まっておりましたし、地元の議員が業者に依頼して格安で準備出来たとしても、遠方の一般人が国葬の九段下公園の献花台と同等の物を設置する場合少なくとも数百万はかかるだろうと思われましたので、30万はあくまで参考価格でした。

Q5: 慰霊碑に寄付者の名前が刻まれるという話ありきでカンパを始めていた?

A5: クラファンについては碑ではなく足跡を残す会のHPにお名前を掲載予定とアナウンスしました。足跡を残す会に振り込みの形で寄付された方は、今後民間寄付の募集が始まった際に応募するため、辞退された方以外は碑にもお名前を掲載予定です。当然私の方で勝手に言い始めた事ではなく、慰霊碑の事務局から慰霊碑はまだ完成ではなく複数段階の寄付を予定している、との情報を得て申し上げた現在も有効な情報です。

 
Q6: 残った資金の今後の運用・対応について
 
A6: 今後も基本は全額返金に向けて返金依頼のご連絡をお待ち申し上げておりますが、3か月経った9月末時点で我々安倍晋三の足跡を残す会で複数の安倍総理の慰霊団体の中から話し合いの上全額寄付を予定しております。返金手数料や一周忌企画に関して複数回の奈良への交通費、その他手数料(約100万円)はクラファン資金ではなく発起人の個人資金から捻出しており、クラファン資金はそのまま全額寄付となります。
またクラファン資金の透明な運用や、足跡を残す会への信頼の為、奈良市が警察に相談しているという情報については詳しく内容を確認し、現地にて奈良市・奈良警察・発起人の三者で事の経緯を議論し誤解が解けるよう努めます。
 
 
 以上、コメントで追加質問などがありましたらQ&Aに追加して参ります。


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