なぜ社長は学び続けるの?
皆様、こんにちは。株式会社アリュールの堀達哉です。
先週の記事に書いたように、ここ最近はずっと何の為に仕事をしているのか?何の為に学んでいるのか?その答えが分からず悶々とした日々を送っていました。(先週の記事はこちら)
すると、先週の1月19日の水曜日に、僕の中でのターニングポイントとなる出来事がありました。
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仕事に向かう為、会社の駐車場に車を止め、出勤している時でした。
人通りの少ない道で、おじいちゃんが倒れていました。
見た目は70~80歳くらい。急いで「どうされましたか!!」と声をかける。「おう!足がたたんのじゃ」とはっきりと元気な声で返事があり、まずは一安心でした。ただ外なのでめちゃくちゃ寒いし、脳震盪や、骨折していたらどうしよう、、
おじいちゃんと会話をしていく中で、僕のこれまでの5年間のスポーツトレーナーと介護士の経験をフル活用していくと、このおじいちゃんは恐らくご家族に内緒で外にでて、一人で転倒してしまったのではないかと予想がつきました。まずはご家族が絶対に心配してるはずだ!と思い、何か情報がないか探し始めました。
おじいちゃんに承諾を得て携帯電話を開いてみると30件を超える不在着信。「やっぱり、、、」その不在着信の相手の名前を伝えると奥様という事が分かりました。もう絶対心配してる!!はやく安心させなきゃ!と折り返し電話をするも繋がらず、、どうしようかと考えました。
近くの旅館のスタッフさんも助けに来て下さり、その方は警察へ。僕はまた了承を得て財布を確認すると病院の名刺が出てきました。「よし!これしかない。」と思い急いで病院に電話。事情を説明して、カルテを調べてもらい、ようやく娘さんと連絡が繋がりました。
5分後、、、
警察の方と、娘さんが現場に駆けつけてくださり、お二方には僕が遭遇してからの状況、経緯を説明させて頂きました。そしておじいちゃんは娘さんに連れられて、無事暖かいおうちに帰っていきました。
奥様が一番心配している、、だから早く安心してもらいたい。その一心でした。
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おじいちゃんに遭遇してからの30分間。
僕は目の前のおじいちゃん、そしてその奥様の心配を解消したい。ただそれだけでした。
その中に、
お金を稼ごう。学ぼう。見返りを求めよう。寒い。仕事が気になる。周りの目が。嫌われたらどうしよう。恥ずかしい。
そんなことなんか微塵も頭をよぎりませんでした。
その結果、
僕は、みんなからとても感謝されました。
僕は、びっくりするくらい心が豊かになりました。
今まで感じたことがないくらい、、、というよりも、忘れていたような感覚を取り戻したような気がします。
川原さんがいつもおっしゃっている「目の前の人のお困りごとを、今持っている全てのチカラをつかって解決する。」
この言葉の意味が、初めて腑に落ち、それと同時に「仕事の意味、学ぶ意味はこれかも知れない。」と初めて心の底に深く刻まれた気がしました。
社長になること。お金を稼ぐこと。学び続けること。影響力をつけること。大きなチカラを手に入れることで、多くの人のお助けができる。初めてイメージが湧いてきました。今まで言葉だけの理解でしたが、それがストンとはいったような感覚でした。
だからこそ、これからたくさんの経験をしようと思いました。誰かの言葉で語るのではなく、自分の言葉で語れる人で在りたい。
おじいちゃん。
出会ってくれてありがとうございます。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました!
来週もどうぞよろしくお願い致します!
HORI TATSU
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