The Chemical Brothers新作を心待ちにしていた(2019年4月に良く聴いた音楽)
昨日の読書エントリに続き、digった音楽のエントリも。
digったと言っても「もともと好きだったアーティストの新曲をちゃんとチェックできた」という程度で、音楽に関する感度がなかなか20代の頃のように高まらないなあという印象。Friendly Firesの高揚感だったり、NABOWAのパキッと柔らかいインストルメンタルだったり、前述の通り「もともと好き」だったんだよね。
あまり聴いたことのなかったゆるふわギャング
本エントリで挙げた6作品の中で、これまであんまり聴いたことのなかったのがゆるふわギャング。作品名が『Circus Circus』というのは良く分からない。二人組で緩く浮遊するような音楽、なのに華があるギャップある感じ!は彼らのサウンドの特徴なんだろうけど。もうちょっとリリックとか聴き込まないとなあ。
カナダ出身のRyan Hemsworthと組んだということで話題になった作品らしいけれど、従来の作品と参照できないのが残念。もうちょっと意識的に聴いてみよう。
なんでこの音楽が好きなんだろう
3月に言及したFoals、bonobosに続き、Czecho No Republicも僕にとって大切な音楽だ。「切ないときも、いつだって前向きである」ように感じる歌詞やサウンドは、もちろんアーティスト自身が内包する全てではないはずで。
「演技している」というと語弊があるけれど、聴く者に対して100%ポジティヴな想いを抱かせる(=幻想させる)魅力は、チェコの魔法だよなあと常々思う。
Everything 未来 変えて行こうかな
Everything 響け このメロディ
ただ感じるんだ 頭じゃないハートで
コングラッチュレイション
“正しい未来”なんていらない
“楽しい未来”に沸くエナジー
ほら、感じるだろ? 確かな何かを
コングラッチュレイション
(Czecho No Republic「Everything」より)
なんだかんだ聴き続けたThe Chemical Brothers
新作だけでなく、過去の作品「Surrender」「Dig Your Own Hole」も含めて、4月はやたらとThe Chemical Brothersを聴きまくった。新作はいつだって楽しみだし、過去作はいつまでも色褪せない。最高で最幸。フジロックは行く予定がないんだけど、むかし苗場で聴いた「Hey Boy, Hey Girl」、Green Stageにいた3万人のオーディエンス全員が快楽にまみれるように踊っていて。忘れられないよ。
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まとめ(紹介した6作品。プレイリストはこちら)
・The Chemical Brothers「No Geography」
・MOP of HEAD「maverick」
・Friendly Fires「Heaven Let Me In」
・Czecho No Republic「Odyssey」
・ゆるふわギャング「CIRCUS CIRCUS」
・NABOWA「DUSK」
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過去の記事もリンク貼ります。
もし良ければ併せてご覧ください。
1月(ボヘミアン・ラプソディ、凛として時雨、THE 1975など)
2月(King Gnu、LOOΠΔ、Underworldなど)
3月(Foals、bonobos、LOUIS TOMLINSON、Suchmosなど)