「知らなかった」の先に行きたい。
案外、知らなかったことって、いっぱいある。
穴が空くほど聴いていたRed Hot Chili Peppersの名曲「By The Way」。この曲のミュージック・ビデオを僕は観たことがなかった。
めちゃくちゃ格好良くないですか?
監督を務めたのは、「リトル・ミス・サンシャイン」などの映画化を手掛けているジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリス。夫婦で作品づくりを行なっており、レッチリの他に、OASIS、Beastie Boys、R.E.M.などのMVにも関わっているそうだ。
見落としというか、なんというか……。「By The Way」という楽曲は、それ自体でパーフェクトに完結しており(自分の中で)、ミュージック・ビデオを観ようという発想がまるで湧かなかったのだ。言い訳ですが。
こういった無知(「知らなかった」という意味で)を目の当たりにすると、あらゆることで知識が表面的で、何もかもを深掘りできていない人生だったなと絶望する。ようやく最近になって「誰よりも詳しくなりたい」という気持ちになり、色々な情報をアーカイブしようと努めている。
そのことは、僕の編集の師である菅付雅信さんの新著『インプット・ルーティン』にも書いてあった。2024年も半ばになり、「ちゃんとやれているか?」と問われているような感覚も。
「知らなかった」だけで済ませるのでなく、その先に、その先に。
手が届くかは分からないけれど、手を伸ばす気概だけは持ち続けていたい。
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