レベチなブラックを飲み干してみた(完)
今、僕が前にいた会社がどうなっているか、
知るよしもないが、
数年前に人づてに聞いた噂では、
若手社員が大量に辞めてしまい、
事務所で大きく構えてた中堅が、
泥臭い下働きをしていると聞いた。
また今ではすっかりホワイトになったとも聞いた。
あの、
「アイツ0時まで仕事させてたら、
3日くらい失踪したんや。
俺の時代は2時まで勉強してたぞ。」
と言っていた部長さんは満期退職されたのだろうか。
「俺な2ヶ月前に子供産まれたんやけど、
1度も会えてない。」って嘆いてた主任さんは、
まだいるのだろうか。
「俺達の時代わな」ではなく、
「これからの時代わな」って、
未来に目を向けられなかった者達。
◯◯ちゃんはどうしてるか。
Facebookのおかげで思い出した◯◯ちゃんは、
僕が会社を辞める前に社員寮で偶然会って感謝された。
◯◯ちゃんは勇気を出して、
現場を代えてくれなかったら辞めますって会社に言った。
凝った作戦は要らなかった。
できないなら辞めますってただそれだけだった。
それが追い詰められて自分を責めていくとわからなくなる。
義務教育は中学で終わってるんだから、
好きに生きていいんだ。って思えなくなってくる。
徐々に気づかぬうちにそうなっていく。
「ここで通用しないならどこいっても通用しないよ。」
言っているやつに限って自分の会社以外は何も知らない。
これだけ世の中に仕事があって、
どこにいっても通用しないなんてことは絶対に無い。
この世界にあなたの場所がきっとある。
ひとりなんてことは無いんだ。
そう伝えたい。
そういえば最近、
面白いこと全然言ってないな。。
チビのフリーザはその後、部下を2人潰して、
現場責任者を外された。
当たり前だ。
地球人なめんな。