ネタ探しから執筆・投稿まで
【はじめに】
タイトルの『ローカル ジャーナリスト ガイド』
副題に「地域で暮らし、地域から情報を発信する人のための教科書」とあります。
地域のネタの発見から、取材、執筆、情報発信、心構え まで順を追って丁寧に解説されています。
以前、年刊誌『みんなでつくる中国山地』の中で、地域で活動している人達を取材して記事にする機会がありました。その時に開催された「ライター講座」を受講した時のテキストです。
いまでも、機会があれば、読み返しています。
【みんなでつくる中国山地 #note】
【Facebookページ】2021.05.27.
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【テキストの内容】
第1章 ネタの発見 7p.〜
・ニュースを見つける手掛かり
「自分自身が驚いたり、ワクワクしたり、心が動いた時」
・地域ごと ⇔ 自分ごと
第2章 取材 21p.〜
・取材の相手を尊重する
・インタビュー:インター + ビュー
・キーワード:なぜ!?
第3章 執筆 59p.〜
・書きたい事柄をポストイットに書き出す
・ストーリーをつくる
・書く
・わかりやすい文章
・内容確認
第4章 情報発信 85p.〜
・記事を仕上げる(地域の未来・希望)
・媒体を選択する
・SNSを使う
・記事に共感してくれる仲間をつくる
第5章 心構え 111p.〜
ローカルジャーナリスト 三か条
1) ビジョンを語る (地域の未来)
2) 公平 (公と私の立場をわきまえる) 3) 誠実 (執筆した内容に対する責任)
【伝わる文章】
1)冒頭にリード文
2)一つの記事に一つのテーマ
3)10〜15文字で改行し ひとつのセンテンスが4行程度が読みやすく理解しやすい
4) 文末で要点を
5)出来上がったら音読してみる
【巻末のお薦めする本より】
『伝わる・揺さぶる!文章を書く』
「結果を出す」「機能する」文章に徹底的に拘って解説された内容
この本では「意見」「望む結果」「論点」「読み手」「自分の立場」「論拠」「根本思想」の七つの視点から、よい文章を書くための戦略をアドバイスされています。
「自分の意見が見つからないときは、小さな問いを立ててみる」「テーマと論点の違いを意識する」などのユニークなノウハウを、具体的な文例を紹介しながら、解説していく。
単なる文章のテクニックをこえ、自分の頭で考え他者と関わることの痛みと歓びを問いかける、コミュニケーションの本質に迫る一冊。
『明日のプランニング』
情報を伝えるために必要な事が、わかりやすく紹介されています。
Note 2021.02.07.
伝わらない時代の「伝わる」方法
『ウェブでの [伝わる] 文章の書き方』
ウェブで書くためのルールとコツが詰まった入門書
ウェブやSNSで、ちょっとしたお知らせや紹介文を書くことは、誰でも日常的なことになってきました。
文章を「紙で読む」ときと、「ウェブ上で読む」とき、私たちの読み方は、大きく違います。当然、そのための書き方のコツも違います。そのためには何が大切でどう書けばいいのか? 本書は 「ウェブに文章を書く機会のある」すべての人に向けた「すぐに使える入門書」です。(講談社現代新書公式サイト)
【ウエブならではの特徴】
1) 目に止まること
・ 沢山の情報の中から、目に止まる。
2) 選んでもらう こと(クリックしてもらうこと)
・見出しの大切さ。
3) 読んでもらうこと
・ウエブで重要なのは「いつ(when) 」「どこで(where) 」
・主な部分(主節・結論)は、先に。
・紙媒体のような一覧性に乏しい。
・ウエブの文章では、行間が大切です。
【ポイント】
・一文(センテンス)は 40文字程度とし、全体を3行以内にマトメる。(箇条書きが効果的)
・続きは、改行や一行開けを入れる。
画像は、必須。
・必要に応じリンクを用いる。
こう書いていくと「流れる情報から目にとまる」ことを意識する点では、広告に似ているかな?と思いました。
2028.08.17.