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地方都市における公共交通を考える


【はじめに】

地方都市では、自家用車への高い依存や公共交通の担い手不足などにより、これまでの交通体系が維持出来なくなっています。
これからの少子化・高齢化社会に向かい「地方都市における交通とは」を自分なりに考えてみました。

【地域の公共交通】

地方圏の交通手段は圧倒的に自動車です。
人口密度が小さく、自動車依存型の地域構造になっている地方圏にあって、地域公共交通は極めて採算がとりにくい状況にあります。
今後の人口減少も避けられません。

【トゥク-トゥク/Tuk Tuk】

次世代の公共交通手段として定着するか?
三輪自動車で、タイのバンコクなどでよく見かけるタクシー

【これからの視点】

従来の幹線交通中心の計画ではなく、職住分離の地域間を結ぶ交通計画が必要になってきます。
朝夕の通勤・通学の時間帯の輸送量と、昼間の時間帯の輸送量をどうするか?
年齢の高齢化に、如何に対応するか?
交通計画の最終目的は、地域が持続的に発展するように、徒歩・自転車・自動車を如何に扱うか?だと思います。

松江を南北に結ぶ主要な幹線道路

車社会になり
松江しんじ湖大橋が出来たため
それまでの松江大橋が架かっている中心市街地を通らなくなった。

【イメージ】

都市交通計画の反省とそのあり方 より
関西大学教授 河上省吾

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【筑摩書房】

2024.12.10.