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池波正太郎流"江戸の名残り"を樂しむ" 


【はじめに】

池波正太郎が、その移り変わる前の町の姿を再現するために好んで用いたツールが「古地図」です。

【池波正太郎まちあるきマップ】

池波正太郎まちあるきマップ
池波正太郎取材アルバム
『梅安冬時雨』 池波正太郎 著
「梅安余話」 pp.103〜259
1982年湯河原「海石榴 つばき」
で行われた座談会より

【江戸の名残りを樂しむ】

江戸の名残り
江戸の人らしさ
京都や大阪など、それぞれの地方に◯◯らしさがある。

江戸っ子の性格の特徴

気前がいい
気が早い
せっかち なところ
お互いさまの暮らし
共同しなくては生活出来ない
江戸前(江戸末期以降のコトバ) 
江戸の前の海(江戸湾)で捕れる魚介類
蕎麦・鮨・天ぷら・鰻
鶏肉はみんなが食べた
酒屋は沢山あった

当時の地理を理解する

畑や田圃
埋め立て

当時の暮らしぶり理解する

当時の食べ物屋の様子
一膳飯屋 職人町にある
煮売屋
博打場のある町に 夜食 朝飯を出す店がある
基本的に毎日の買い物は掛売り(ツケ)
支払いは、盆と暮れの年2回払い
自分の生活圏内の町内

池波流"まちあるき"を楽しむコツ

当時の地図を基に、土地・暮らしなど基本的な事を理解する。

むかしの味 (新潮文庫)

[たいめいけん]の洋食には、よき時代の東京の、ゆたかな生活が温存されている。
物質のゆたかさではない。そのころの東京に住んでいた人びとの、心のゆたかさのことである。
人生の折々に出会った“懐かしい味”を今も残している店を改めて全国に訪ね、初めて食べた時の強烈な思い出を語る。
そして、変貌いちじるしい現代に昔の味を伝え続けている店の人たちの細かな心づかいをたたえる。

 2025.01.24.