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【考察】"まちづくり"としてのワークショップ
【はじめに】
ワークショップの一般的な定義
講義のような一方的な知識の伝達ではなく、参加者が自ら参画・体験して共同で何かを学びあったり創り出したりする「学びと創造」のスタイル。
中野民夫著 pp.10〜13.
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岩波新書 (2001.01.19)
ファシリテーターと呼ばれる司会進行役を中心に、参加者全員が体験するものとして運営される形態がポピュラーとなっています。
語源である英語のこの語(ワークショップ)は、本来は作業場や工房を意味しますが、派生して参加者が経験や共同作業したり対話をしながら、スキルを伸ばす場の意味を持つようになっています。
具体的には、ものづくり講座・音楽ワークショップや演劇ワークショップのような身体表現における学習と作業参加の場や、各種体験セミナー・科学や技術教育・人権教育のような各種教育ワークショップのようなものがあります。
また、ヨガや瞑想教室・陶芸教室などの身体で体験する教室や機会にも、この呼称は使われる場合があります。
体験型講座としての「ワークショップ」は、20世紀初頭の米ハーバード大学においてジョージ・P・ベーカー(英語版)が担当していた戯曲創作の授業 ("47 Workshop") に起源をもつと言われています。
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【ファシリテーションとは】
ファシリテーション(facilitation)とは、人々の活動が容易にできるよう支援し、うまくことが運ぶよう舵取りすること。
集団による問題解決・アイデア創造・教育・学習など、あらゆる知識創造活動を支援し促進していく働きを意味します。
その役割を担う人がファシリテーター(facilitator)であり、会議で言えば進行役にあたります。
【"まちづくり"としてのワークショップ】
"まちづくり"と云う一種の社会変革や、集団に依る合意形成を求めるワークショップも存在します。
【"まちづくり"ワークショップの特徴】
「参加」「体験」「相互作用」と云う3つの要素がある。としています。
pp.132〜143.
主体的に参加した人が、他者との活動を通じて、相互に作用して新しい何かを生み出す。
「創造と学びのスタイル」
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ワークショップの分類
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【ワークショップの類型化】
ワークショップ1.0
到達目標が予め決まっていて、その到達点に至るように、ファシリテーターが具体的に準備する。
ワークショップ2.0
一般的な目標は決まっているものの、結果として具体的に何が生み出されるのか?予想がつきにくく、参加者がその場で紡ぎ出していく。
ワークショップ3.0
そこに居合わせた参加者の興味や関心に応じて、何をするか決定し、比較的長い時間を掛けて、目標の達成を図るもの。
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ワークショップの類型
【岩波新書】
【中野民夫W.S.講座】
【資料①】
ワークショップの構造からみた新しい類型化の試み
【資料②】
日本におけるワークショップの展開と その特質に関する歴史的考察
【ワークショップを学びなおす】
2024.10.14.粗稿
今後、加筆修正し決定稿にする予定です。