【"まちあるき"人と人をつなげたい】
昨今「関係人口」「交流人口」と、いろいろ言われています。
その"まち"をアピールする方法の1つとして「まちあるき」が あります。
「まちあるき」を仕掛ける立場の心構えとして 私は
訪れて来た人と、その地域の人との間に立ち、いかに話を引き出すか!?
だと思います。
「イケてるまちあるき」5箇条と云うのがあります。
(1)3分に1回は、立ち止まるか、通り過ぎながら、話題が出ること。
→ つまり、3分に1回ぐらいは、「へーぇ」と思っていただけるような話題や切り口を、ガイドが提供できること。
(2)建物の外側だけでなく、内側も見られること。
→ まちあるきは、その場所でのくらしを、ほんのわずかな時間、追体験させていただくこと。となると、うわべだけでなく、内面も見たいと、思いませんか?
(3)まちの人と、会話ができること。→ ただ見て歩くだけ、ただ説明を聞くだけでなく、ことばのやりとりができることが、とっても大切。「こういうときは、どうしてるんですか?」とか、「これは何年ぐらい前から?」といった質問への答えが、自分や他の参加者への思わぬ切り口を与えてくれることも。
(4)まちのなかで、お茶が飲めること。
→ 座って、お茶をいただきながら、お話しできることも、とっても大切な機会。もちろん、お菓子やお漬物も。地域にお金を落とす、貴重なきっかけでもあります。
(5)むかしと今とを比べられる、写真や絵、地図があること。
→ 必須ではありませんが、「ここはむかし、・・・」とか、「あのビルが建つまでは・・・」といったかつての様子を歩きながら見ることができると、その当時の情景が一気に近付いてくることも。
【資料出典】
https://blog.canpan.info/dede/archive/265
この中で「まちの人と、会話ができること」
"会話" することで得られる情報(話題)・気づきを大切にしたい。
『「まちあるき」をしかける』
茶谷幸治 著
学芸出版社 (2012.08.01)
【茶谷幸治さんの公式ページ】
2020.12.12