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"まちづくり"って何だろう



【はじめに】

景観は、そこに住む人達が作り上げるもの。
当たり前だけど、自分たちの住む街の "景観づくり" ってどこでどうやって決められているのだろう?

「現代の "まち" は市民が主役と言われながら、各自にとってその実感は薄い」

しかし、先ずは 関わろうとする気持ちが大切。
たとえ すぐに大きなことに取り組めなくても。

【序章 】"まちづくり"って何だろう

都市計画からまちづくりへ

【"まちづくり"とは】wikipediaより
"まちづくり"とは、街の建物を発展させることですが、一般的にこの言葉が使われる場合は、既存の「まち」をより良いものに「つくり」変えていく、人々の暮らしの向上のために、持続的な活動を示すために用いられることが多いです。
"まちづくり"は住民が主体となるか、あるいは行政と住民との協議によるものとも言われています。

しかし"まちづくり"は道路や防災などのハード面や、歴史や観光のソフト面など多方面の分野で行われているため明確な定義をすることができず、論じる人によってさまざまな文脈で使われています。
また、街づくり、町づくり等とも表記されますが、一般的には ひらがなで"まちづくり"と表記される事が多いです。

『まつえ・まちづくり読本』
1997年(平成9年)3月発行
編集:松江市都市建設部都市計画課
㈱野村総合研究所

【第1章】"まちづくり"を考えるヒント

松江の歴史を振り返る
松江の人に聞いてみよう
松江のまちを歩いてみよう
松江の未来を考える

【第2章】松江の "まちづくり" を考える

現代の課題は、不動産価値の下がった中心市街地の活性化(評価価値アップ)のための "まちづくり"が主流です。

しかし、これまで市民が「なれ親しんだ景観を壊し、憂うような "まちづくり" が為されて良いのでしょうか?

都市計画と云う名称から "まちづくり" と云う名称に変わり、ワークショップで市民の意見を抽出し、ファシリテーターが意見集約をして行く方法。

読んだ感じは、この時に抽出されたコンセプトを、如何に今の時代に咀嚼して行くかでしょうか。

「松江らしさ」を考えてみよう
pp.44〜45.

「松江の都心を再生させよう」
pp.46〜47.

「こんな松江も考えられる」
pp.55〜66.

「エリアごとの各論」
pp.67〜102. など

【結び】"まちづくり"のタネを探そう

世代間で違う「松江の景観」

松江八景 (篆刻)
江戸期の僧である禅山が選んだといわれる「松江八景」

白潟晴嵐 (白潟本町) 大橋夕照 (松江大橋)
嵩山暮雪 (嵩山) 神山夜雨 (天倫寺)
西尾晩鐘(西尾町) 平田帰帆(平田市)
湯浜落雁(玉湯町) 荒隈秋月(外中原町)

【松江八景】

宍道湖 夕景

2024.06.12.