見出し画像

自ら考える『発想』すると云うこと


【自ら考える】

自ら考える『発想』すると云うことについて 考えてみようと思います。

『発想の整理学』山浦晴男 著
ちくま新書 (2020.07.10)

【はじめに】

【発想法】の創案者 川喜田二郎氏の名前から KJ法と呼ばれ、1970年代から1980年代にかけて普及しました。

デジタル時代に なっても、この時代の基本は、変わらないと思います。

故にロングセラーと言われる本が、売れ続けているのでは!

【Note】『発想法』川喜田二郎

【発想】とは?

「渾沌」とした状況から「秩序」を見出すこと。

川喜田二郎

フィールドワークで得られたバラバラなデータから、全体像を把握する。
その方法として自ら考え出した「KJ法」が ありました。

社会のVUCA化

社会の先行きは 予測が困難で、不確実性、不透明性を増している。

V: Volatility (変動性)
U:Uncertainty (不確実性)
C:Complexity (複雑性)
A:Ambiguity (曖昧性)

KJ法のステップ

1) 問題意識 (課題抽出)
2) 情報(データ)集め
3) 質的統合 (グルーピング)
 カード集め
 タイトル
4) 見える化
 空間配置
 図解
5) 文章化
 断片情報を文章化して発表する

【KJ法】wikipedia

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/KJ%E6%B3%95

この本の内容

「BOOK」データベースより

AIが進化を続ける現代社会において、人間にしかできない創造的発想をいかに生み出すのか。
模造紙に情報を配置し、それを徹底的に整理することで企画やアイディアが浮かび上がる「コスモス法」
接続詞や表計算ソフトを駆使した深く考える技術「ロジカル・ブレスト法」
実態を正確に把握し、自らと向き合うことでアイディアを創出する独自の「発想の整理学」を、アカデミックな研究、ビジネスの現場、さらには日常生活でも使える発想術として提案する。

情報リテラシー基礎技術

ロジカル・ブレーンストーミングとコスモス法

http://www.yin.or.jp/user/yamaura/softskill.html

コスモス法

http://www.yin.or.jp/user/yamaura/InfoT5.html

2020.08.11
2023.10.24. 加筆修正