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第3回公認心理師試験受験のこと ⑥第3回試験解答速報

解答速報を見るかどうかは人それぞれだと思います。私はWEB上に掲載されているものはエクセル化して自分の解答と照らし合わせていました。

せっかくなので、各解答速報の概要+公式解答と各社の解答速報を突合した「公式解答との一致率」を出してみました。

① 京都コムニタス&辰已法律研究所

解答再現入力を行うと、個人成績表をアップロードしたURLとパスワード等がメール届きます。受験番号、受験地、受験会場、氏名等の入力が必要です。個人成績表のPDFは、全体平均点、自分の得点・得点率、解答再現協力者中の順位、分野別の得点率等が記載されています。

受験番号や試験会場を入力しなければならない面で、入力を避ける方もいるかと思いますが、詳細な成績表は一番参考になりました。

② プロロゴス

解答速報と共に、ほぼ全ての問題に対する山崎さんのコメントが公開されていました。youtubeでも話していましたが「第3回試験が異常に難しかった訳ではない、今後も基礎を固めて過去問を行うことで6割取れる可能性はある」という言葉を聞き、我に帰りました。

解答入力フォームの分析結果も公開されています。

③ LEC東京リーガルマインド

解答速報と共に公開されている講評が読み応えあります。「公認心理師試験は、第1回以降脈々と繋がっている流れがあり、第3回の問題も第4回以降の出題に繋がっていく」という内容は、膨大な範囲である公認心理師試験対策を効率的に進めるために重要なポイントだと感じました。

④ 和光大学青年心理学研究室 髙坂康雅先生

髙坂先生のサイトは、当日夕方から解答速報が順次掲載され、受験者のコメントは400件以上となっています。一つ一つのコメントに返信する髙坂先生、本当に頭が下がります。皆さんのコメントにより修正される解答が一部ありました。髙坂先生の速報がもちろんベースなのですが、色々な意見を踏まえた解答速報で、とても勉強になりました。

⑤ IPSA 心理学大学院予備校

当日22:30頃に第1版、翌日夕方には第2版の解答速報を公開されたのがこちらです。主催の方のnoteを拝見したら、その頃非常に体調が悪かったそうで。そんな中で準備して頂いたと知って驚きました。

⑥ 東京web

解答速報がホームページに公開されていたため参考にさせていただきました。

番外編

〇 河合塾KALS講評

解答速報は出していませんが、こちらも講師による分析速報が発表されています。次回へ繋げるための詳細かつ丁寧な分析で必読です。

〇 季刊 公認心理師

色々な意見が出ていたこちらの解答速報。私は購入していないのですが、髙坂先生のブログで髙坂先生の解答と異なっていた部分が掲載されていたので個人的に突合してみました。公式解答との一致率は90.4%のようです。

その他、ファイブアカデミーでも解答速報がありましたが、今回は入力を見合わせました。また、メディカ出版こころJOBでは解答再現という、みんなが解答入力して一番多い項目が正当であろうという自己採点システムを公開していました。すみません、私はこちらには魅力を感じず入力しませんでした。

各解答速報の比較表

解答速報のエクセルシートと、公式解答を比較して解答一致率を出してみました。あくまでも一致している率です。一致していないけれど、実は正しい見立ての解答を各社が出している可能性もあることを踏まえて見てください。

比較したのは辰巳法律研究所、プロロゴス、LEC東京リーガルマインド、和光大学 髙坂先生、IPSA心理学大学院予備校、東京webの解答速報です。

※ 辰巳さんの解答速報はWEBで全体公開ではなく、入力再現登録者にだけPDFが届く形式でした。そのため、解答速報欄は黒地で隠してあります。ただし、公式解答と不一致だったのは一問だけでした。

※ 4カ所以上の解答速報と公式解答が不一致だったのものは3問ありました。21問:認知症に関するパーソンセンタード・ケア、94問:遺伝カウンセリング、127問:作業同盟に関する実証研究についてです。

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今回、私は有難いことに合格することが出来ました。しかし各社の解答速報では10点程の開きがあり「どちらに転ぶかわからない」状態でした。(季刊 公認心理師以外は数点の差でしたが)

合否は発表を見るまで分かりません。「解答速報に意味があるのか?」私にとっては「意味がありました」。その結果によって、次の試験に向けて準備を早々に始めるべきかの判断材料となったからです。

発表までの期間は本当~に長いです。(試験日12/20、合格発表2/12。2カ月弱もありました!)解答速報を確認して、何を始めるべきか見込みをつけておくことは大切ではないかと思います。

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