第3回公認心理師試験受験のこと ⑤第3回試験当日のこと
令和2年12月20日に第3回公認心理師試験が行われました。私は東京受験。感染対策を行った上での試験ということで今後の参考になるかわかりませんが、流れを残しておきます。
① 受験資格審査結果及び試験日のお知らせが届く
受験申込期間に提出した書類が審査されて「受験資格審査結果及び試験日のお知らせ」が届きます。Gルートの私は、この通知が届くまでは「提出した書類で受験資格は認められたのだろうか…」とヒヤヒヤしていました。
② 受験票が届く
令和2年11月27日に受験票が送付されました。試験地は北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、岡山県、福岡県。希望試験地の中で、どこの受験会場になるかここで判明します。私は東京会場受験で宿泊不要なため、会場到着までに掛かる時間等を調べるだけでよかったですが、宿泊を伴う方は交通機関の予約、試験会場に近い宿泊場所を予約することなど大変ではないかと思います。
受験票には「新型コロナウイルス感染拡大防止措置について」の通知が入っていました。
・体調不良の場合等、受験を中止した場合は特例措置として受験手数料の返金を行う。
・試験日当日8:30から試験会場に入場可能。マスク必ず着用。
・換気を行う場合有。手指消毒設置。座席の配置は感覚を確保。
・注意事項を守っていただけない場合や試験従事者の指示に従わない場合、受験をお断りすることがある。
受験手数料の返金については、新型コロナウイルス感染拡大防止に関連した今回独自の対応かと思います。
② 試験時間割
(午前)
入室開始時刻 8:30
入室終了時刻 9:20
試験開始時刻 10:00
試験終了時刻 12:00
(午後)
入室終了時刻 13:10
試験開始時刻 13:30
試験終了時刻 15:30
③ 午前試験開始までの流れ
試験会場の最寄り駅に到着したのは7:45頃。昼食用のサンドイッチをコンビニで購入して会場へ向かいました。会場の大学まで少し迷ってしまった…到着時間は余裕があった方が無難です。
試験会場へ8:10頃到着、既に入場待ちの列が出来ていました。辰巳法律研究所さんの解答入力依頼チラシを配布していたので受け取りました。間隔を空けて並び、赤本を眺めていたら列が動き出し入場。アルコール消毒、検温チェックを受けて試験教室へ。
私の試験会場は非常に新しい大学でした。教室のホワイトボードには貼り紙がいくつかあり「この会場は換気システムが整っているため窓は開けません」とありました。席は長机に一人が座るスタイル。入場終了の9:20までは、トイレの場所を確認して、持参した赤本の見直しを行っていました。
9:20になると、試験従事者の注意事項伝達開始。
・解答用紙所定の位置に「受験番号シール」を貼付ける
・リュックサック等は隣の椅子に置かず、足元に下ろす。
・ひざ掛けは基本的に禁止。希望ある場合は申し出る。
・午前試験中に退出可能な時間について説明。
この話が終わってから10:00までが長かった。この時間に参考書見直しさせてくれない?って心から思いました。そして、10:00になり試験開始。
④ 午後試験開始までの流れ
午前試験終了後、教室内で食事可能だったためサンドイッチ片手に赤本見直し。午前試験があまりに時間ギリギリで終了したため心が揺らいでました。ここでTwitterで公認心理師試験タグを見たくなりそうなものですが、正直見る気にならなかったです。とにかく参考書を見直しして、これまで学んだ記憶を少しでも呼び戻したい!と必死でした。
そして、入室終了時刻以降は午前中と同じ流れ。13:30~15:30の2時間で試験終了。ちなみに、午前・午後共に本人確認が行われます。試験従事者の方が自席へ回ってきたらマスクを外して顔を見せる必要がありました。
マークシートを回収されて、解答用紙の枚数確認後に解散となります。
⑤ 試験終了後
試験会場から最寄り駅までは受験後の人でいっぱい。「あの問題さ、全然わからなかったんだけど!」なんて言いあう相手もいないので黙々と歩き、電車に乗ってからはTwitterで「公認心理師試験」を調べまくりました。初めて聞いた言葉や、直前まで悩んだ問題に気持ちが引っ張られて「こりゃぁダメかも」と落ち込みつつ家路に着きました。
しかし、やぶれかぶれになり受験票を破ったりしてはいけません。もし再受験する場合は、この受験票は「受験資格を証明するもの」として効力があるそうです。大切に保管しておきましょう。(私は念のためコピーもしておきました)