放屁とフェロモン
毎日日記をつける予定が開始2日目にして3日間も空いてしまった…。気をつけよう。
読んでいる本で興味深い話が出てきた。脳には「ゆらぎ」、ランダム性があるという。脳からの指令は均一なルールではなくその時によって変化するようだ。
上記の例で、蟻が餌を見つけた時の話が出てくる。第一発見蟻はフェロモンを出しながら巣に戻っていく。そのフェロモンを頼りに他の蟻は後続し餌を運ぶ。ただ、その間餌を運ぶこともせずにフラフラしている蟻が必ずいるらしい。
そう、まさに私である。
怠け者蟻もそこに参加すればより早く餌を巣に持ち帰れるように思うが、理由は真逆で非常に効率的な行動だという。この怠け者は散歩している中で、巣と餌のより短いコースを発見すると新たにフェロモンを出し仲間を誘導する。結果的に、ずっと散歩してたこいつのおかげで作業は早く終わるのだ。脳のゆらぎに関しても同じでイレギュラーな指令が効率性につながっているという。
朝、テレビをつけるとアナウンサーが「いってらっしゃいませ」と出勤者を見送る。
お昼、サラリーマンや商売人が街に溢れている。
夜、一日の労働を労う人で飲み屋は今日も満席だ。終電が終わっても居酒屋店員はまだ働いている。
俺はと言えば、昼過ぎに目覚め本を読んだりレコードを聴いたりビートを組んだり映画を観たり散歩したりしている。疲れていないから全く寝付けない。半端じゃなくフラフラしている。
蟻もそうだが人間は社会的な生物だ。そう考えると、俺のダラダラしている日常は人類にとって非常に有益だと解釈できるのではないだろうか。
酒や過食による絶え間ない放屁はまさにフェロモン!!
世の働き者達よ!!この腐ったゆで卵の臭いについて来てくれ!!近道はこっちだ!!
思考を宇宙に飛ばし、本日も自分自身を奮い立たせている。