教授に『このままだと留年するよ』と言われた薬学部の生活について。 堀北瞬

皆さんこんにちは!堀北瞬です。
ユーチューブもやってるので是非チャンネル登録お願いします!!笑

今回は絶望的あの言葉から始まった私の薬学部生活を赤裸々に語りたい思います。(実体験です。ノンフィクションになります。)

薬学部に入ってまだ2年目の4月の出来事です。

私の大学には1人1人に一応担任の先生がついていました。
担任といっても半年に1回顔を合わせる程度の関係性です。

顔を合わせるときはテストが終わった時、成績を一緒に確認する時です。あまり良いものじゃありませんよね。特に成績が悪い人にとっては。。

私ですか?

もちろん成績がとてつもなく悪かったです。どのくらい悪かったかというと下から2番目、1学年300人弱いたのでかなり頭は悪かった方だと思います。
てか悪かったです。笑

話を戻しましてちょうどテストが終わったあと面談がありました。
私の大学の薬学部は半年毎に試験があります。
10科目、前期と後期合計でいうと20科目でした。かなりの量ですよね。。笑 

どう考えても多い!!

しかも1科目で教科書1冊分とかざらです。高校の時は1冊の内ここからここまでみたいに区切られてたと思うのですが・・・。大学生ってきついですよね笑
いや薬学部が特殊なのかもしれません。資格をとる大学だから特にね。
また脱線してしまいました、すみません。


テストが終わった後、重い足で研究室に行き教授と顔を合わせます。
教授は明らかにいい顔をしてません。

教授『君、このままだと留年するよ』

開口一番こう言われました。タイトルにあるセリフです。

私、『はい』(苦笑い)

なんとなく分かっていました。何か言われるんだろうなと。でも留年は予想外でした!まじか・・・。

教授『君、298位だよ下から2番目。このままだとやばいよ。』

絶望しかありませんでした。

確かに期末テスト含めこの1年間はテストが出来た感覚はありませんでした。ですが自分がこんなにも下の方にいるとは。。他にも出来ない人がいると思っていました。


研究室を出た後、今までの自分を改めないといけない。そう決心しました。

「留年なんか出来ない!!!あの教授に目にもの見せてやる!!!」



絶望と同時に復讐心のようなこのまま諦めてたまるかという闘争心のような気持ちも込み上がってきたのを今でも覚えています。

私はYouTubeの動画にも出してるように奨学金を1000万借りています。

正確に言うと1008万円です。さらに利子もあります。

留年なんかしてる余裕はありません。
社会人になった今、この1000万円がいかに大きな金額か思い知らされました。

普通に考えて返せる額じゃありませんよね?ですが学生まだ17、8の私にはこの額はピンともウンともこなかったです。薬学部の学費は高いです。

これから薬剤師になろうと考えてる方は本当になりたいかよく考えてくださいね。
親から学費を出してもらえるのであれば話はまた違ってきますが。
正直に言うと私も親から貰いたかったです笑
いつも周りの奨学金を借りてない友達の話を聞いていいな〜って思っていました。もう過ぎた話なので今更ですが。。このような事情があり留年なんて選択肢にない私は頑張るしかありませんでした。

ストレートで薬学部卒業!そして薬剤師国家試験合格する!

決心したはいいものの当時の私はどうしたらいいか分からなかったのです。
そりゃそうですよね。学年ほぼ最下位ですもん。分かってたらこんな結果になっていませんよね。

私がまず最初にしたことは自分の勉強への行動を考えてみることから始めてみました。今のやり方が駄目ならそれと違う行動を取ればいい。トライアンドエラーってやつです。

私がやってしまっていた勉強への行動その1

・授業に出ない

アホか


とんでもなくバカです私。そりゃテスト出来る訳ないですよね。
もちろん全く出なかった訳ではありません。全体の6割は出ていました。多分。。
言い訳させてください。
私の大学は朝9時から授業が始まります。そして12時に終了。午後は暇でした。帰宅ok、遊びok、部活もokです。
忙しい時は9時から17時まで授業ありましたが1〜2年まではほぼこの生活でした。
午前中で授業が終わるなんて楽じゃん!って思う方いますか?
逆です。
午前中で終わってしまうから困るんです。


大学生にとって朝9時からの授業なんて出られません。起きたら終わっています。
そんな朝早く起きられません。はい、当時は腐ってました。甘えてましたね。
学生生活に。


時は遡り、高校生の私はほぼ毎日遅刻していました。先生から遅刻の回数、下から2番目だぞって言われました。まだ下がいるんだ!ってホッとしていた自分がいました。ちなみに一番遅刻回数が多かったのは一緒に同じ時間帯に登校していた同級生の男の子でした。笑

話を戻しましてとにかく授業に出ようそう思ったのはいいですが朝は起きられないので私がとった行動は授業の録画を見ることです。
私の大学は教室にカメラがついていて、
ある一定期間は今日の授業が見られるんです!!!

すごいですよね。予備校みたい。

もう午前中の授業を出ることは諦め(起きられないから)午後に登校しパソコン室で授業をみました。


これが意外といいんです。

1科目90分の授業ですがパソコンで録画した授業を見ると2倍速で見ることができ実質45分で1授業分見ることが出来る。
時短ですよね笑笑
しかも倍速で見るから聞き流さないように教授の話を集中して聴くことができました。あのチンタラ喋る教授も早口になると眠くなる暇がありません。


味を占めてしまった私は今後、この午後から登校するという手段を使って行きます。
もちろん調子がいい時は今まで通り朝の授業も出るようにしました。

授業を聞いているとやはりどこが大事なのかが分かってきます。中にはここを特にテストで出すといってくれる優しい教授もいました。目から鱗です。
なぜ今までちゃんと授業に出なかったんだろうと自分を悔やみました。

最初から何がテストに出るか分かっていたら満点がとれますよね。
でもそれが分からないから苦労する。教科書を端から端まで丸暗記する。

今までは教科書を開いてもどこが大事なのか分からない私はよく分からないままなんとなく勉強していました。


でもそれが駄目でした。


授業をちゃんと聴くようになってからはどこが大事なのかが分かるのでそこを中心に優先的に勉強していく方向へやり方をシフトしました。

周りの成績が同じく悪い人たちや留年生の勉強方法を見ると教科書を丸暗記していたりマーカーペンでほとんど全ての文章を引いていたりとやはり以前、私がやっていた勉強方法をやっていた人達ばかりでした。


どこが大事なのかが分かっていない


これです。これが1つ目に私が見つけた現状(成績下位の現状)を打破するピースです。
どこが大事なのかが分からないとどこを勉強したらいいか分からなくなる。

結果的に全て丸暗記する。
しかしそんなことは現実的に不可能です。

出来てたら留年生は留年なんかしてないし私も留年しかけていません。
教科書全部覚えることなんて不可能なんです。時間も足りないし、出来たらそれはただの天才。

私は授業を聴くことでどこが大事なところかがわかり効率的に勉強を進めることが出来るようになりました。


補足ですが先輩から教科書を貰ってる人もいました。
個人的にはこの行為はおすすめしません。
なぜならそのお古な教科書には先輩が引いたであろうマーカーや単語を覚えやすくする語呂合わせが載っているからです。

語呂合わせが載ってるならいいじゃん 

と思うかもしれません。
これが大きな落とし穴です。

その語呂合わせは先輩が先輩にとって分かりやすく作った語呂合わせであり、あなたにとって分かりやすい語呂合わせじゃないからです。

誰かが作った語呂合わせはかえって分かりづらいものですし、混乱しかねません。しかもその語呂合わせ間違ってる可能性だってあるんです。
今後国家試験という大事な人生の分岐点に使う知識をその先輩とやらの知識を信じてしまっていいんでしょうか?
そんなことは決してあってはならない事だと思います。(予備校の講師は除く)

語呂合わせは自分自身で作るのが一番覚えやすいし簡単です。これ私の経験です。

それとマーカーについてですが大事な文章は自分でペンで引くのが一番覚えやすいです。自分で手を動かすとより覚えが良くなります。

なんか説教じみてしまって申し訳ありません。私はこの行動をして失敗してしまった人達を沢山みてきたのでつい熱く語ってしまいました。

長くなりましたがこれが最初に私がした行動です。



続きはまた次回書きたいと思います。今日は書くの疲れました。笑
ここまで読んでくださった方ありがとうございました!






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