方言チャットボット:OpenAI APIのパレメータ設定
APIのPlaygroundで、実装コードを確認していた。
ふと思いついて、方言チャットボットを作る際に、各種パレメータをどのように設定したら良いかをGPTに聞いてみた。
実装時の参考にするので、メモしておく。
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例えば、方言の辞書をシステムメッセージに入れて、会話させるとき、方言辞書の内容をより上手に反映して会話さえるには、temperatureは高いか低いか、どっちがいいですか?
ChatGPT:
メモリを更新しました
方言辞書の内容を忠実に反映させたい場合は、temperatureを低めに設定するのが良いです。低いtemperatureでは、アシスタントが方言辞書に基づいた語彙や表現をより確実に採用し、回答が安定します。
例えば、temperatureを0.2~0.5にすると、辞書の方言を忠実に使用する傾向が強くなり、標準語への逸脱が抑えられやすくなります。
あなた:
例えば、方言の辞書をシステムメッセージに入れて、会話させるとき、方言辞書の内容をより上手に反映して会話さえるには、その他のパラメータで留意することはありますか?
ChatGPT:
方言の辞書を反映して会話させる場合、以下のパラメータにも注意すると、より自然で方言が忠実に反映された会話が可能になります。
1. frequency_penalty
設定例:0.5~1.0
この値を上げることで、同じ表現やフレーズの繰り返しを抑制し、会話に変化を持たせることができます。特定の方言表現が豊富に含まれる場合、frequency_penaltyを適度に上げると、方言辞書に沿ったさまざまな表現が活用されやすくなります。
2. presence_penalty
設定例:0~0.3
方言に特化した応答に集中させるために、この値を低めに設定することで、アシスタントが新しいトピックに逸れにくくなり、会話が方言辞書の内容に沿いやすくなります。
3. top_p
設定例:0.8~0.95
方言の独特な表現やニュアンスを引き出すために、top_pを少し下げると、より確実な選択肢から回答が生成され、会話に一貫性が保たれます。極端に下げすぎると表現が単調になるため、適度な値が効果的です。
4. max_tokens
会話の長さに応じて設定を工夫すると、方言特有のリズムを活かしつつ自然な会話を維持できます。短い応答が必要であれば少なめ(50~100)、少し長めの応答が欲しい場合は中程度(150~200)に設定すると良いでしょう。
これらの設定を組み合わせると、方言辞書の内容が上手に反映され、自然で一貫性のある会話が期待できます。