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No27(12/16-12/22) スライド作りで自分と向かい合った1週間

おはようございます。
社会人大学院生のほりきりです。
このnoteでは毎週大学院で行っている研究の振り返りを行っています。

今週は月曜に予演会での発表があり、そこから1週間が始まりました。
何かを発表することは、怖いことですが学びも大きく自分の行動も振りかえる事が出来ると感じました。
上手く言えませんが、発表出来てよかったです。

それでは、今週の振り返りをやっていこうと思います。
よろしくお願いいたします。


1週間振り返り

月曜日

ゼミの日。この日は、年明けに行われる研究経過報告会の予演会がありました。先週はずっとこのスライド作りに悩まされ続けてきました。

自分の論理展開が下手でうまく説明出来ず、まずイライラして。
また、スライドを作り終わるのか?という漠然とした不安もありました。

結局、その不安は「締め切り」のおかげで、「出来ることはやった。あとはもうしょうがない」というところで落ち着きました。
指導教官のチェックも入れてもらい、お墨付きもありましたからね。

さて、そんなこんなで予演が始まり、一通り説明を終えた後、質疑応答の時間になりました。
この質疑応答がなかなか勉強になりました。
院生の先輩や教官は、私の中では当たり前で説明していないんだけど、他人からみたら全然わからないところを、情け容赦なく指摘してくれました。それにその場で答えながら、「ここも説明追加しないと。あそこも説明追加しないと」と修正案を考えました。

また、質疑応答の際は、なんだか的はずれなことを言っているような気もしていて、ちゃんと答えられるようになることも、今後必要なことだと思いました。

そんなこんなで予演会は終了し、興奮冷めやらぬまま帰宅しました。

火~日曜日

さて、火曜からは、スライドの修正作業を始めました。
昨日、研究動機のスライドも追加するように指導があったため、自分の経歴や研究を始めた理由をつらつらと書き出してみました。

書き始めてみると、意外と面白い。
書き出していたのは、今の職場に入ってからの出来事と自分がやってきた業務改善です。
概略はすぐに書けましたが、少し細かいところになると全然覚えていません。
「あれ?なんでこんなことなったんだっけ?」

改善をしていた当時は本当にしんどくて、「これは絶対忘れないわ!」と思っていましたが、喉元すぎればなんとやらで、結構忘れていました。
当時を思い出しながら、キーとなった出来事と打った施策を書き出していきました。

こんな自分の仕事の振り返りを火曜~土曜まで続けました。
当時のことを思い出し、当時収集した情報を集め直し、その頃に考えていた事を想像していると、スライド作りの時に感じていたイライラの原因が少しわかりました。

イライラの原因は、「当時自分が考えていたことを忘れている」からでした。
忘れているので、文章には当然当時の思考の過程は出てきません。思考過程がない文章なので、読んだときにだいぶ言葉足らずな感じがしていたんだと思います。

そんな自分の穴埋め作業をすすめて、スライド作成は何とか前進させることが出来ました。
いやー、良かった。
どうなるものかと正直思っていましたので、安心しました。

年明け一発目の授業で発表なので、早くスライドを完成させて教官チェックに回そうと思っています。

今週の気付き

「人に説明するから自分が分かる」

今回、予演会をする前は「もう嫌だ。はよ終わってほしい!!!」と思っていました。
しかし、やり終わると「やってよかった!」という感想に変わってました。

ほぼ180度感想が変わっていましたので、発表前後で私の何が変わったのか?と考えてみました。

予演する前は、自分が作ったものが嫌で嫌でたまらないという気持ちでした。自分で納得出来ていないものだったので。でもどう修正していいかもわからない。結論として人前に晒したくない。正直なそんな気持ちでした。

でも、予演をした後は、違いました。
先輩方から色々と指摘してもらう過程の中で、「確かに足りないな、これはわからないな」という風に自分のスライドを見る視点が変化していき、最終的に自分のスライドを客観的に見ることが出来るようになりました。

そう言えば、昔読んだこの本に似たようなことが書いてありました。
 目次:映画を見て語るー「自分」と「自分の意見」を切り離す訓練

この本は、「うしおととら」「からくりサーカス」で有名な漫画家、藤田和日郎先生の新人アシスタントをどのように育成しているか、手の内が明かされています。

ちなみに、藤田先生のアシスタントを経験して漫画家デビューされた方は数多く、
「烈火の炎」の安西信之先生
(7匹の炎の竜がかっこ良かったです。虚空の強さが半端ない。)
「金色のガッシュ」の雷句誠先生
(ガッシュはとにかく熱いんです。私はフォルゴレが一番好きです。)
「ムシブギョー」の福田宏先生
(ガッシュと同じで、熱い!!主人公が変身したときは驚いた!)
などなど。

すみません、脱線しました。
この本、非常におすすめです。ぜひ一度読んでみて下さい。

話を戻すと、今回の予演会では、「自分」と「自分の作ったスライド」を最初切り離すことが出来ず、悶々としていましたが、人から意見をもらうことで「自分」と「自分の作ったスライド」を切り離すことが出来ました。

嫌なときこそ一歩前に出る。
こういうのが大事なのかもしれませんね。

ということで、今週の振り返りはおしまいです。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
良い一日を。

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