焼酎世界の歩き方インデックス編
<<焼酎きき酒師の焼酎初心者アカデミー第3回>>
※焼酎世界の歩き方編※
焼酎はビールなどに多く含まれるプリン体が0%なことから、痛風患者でも飲めるお酒として健康志向に乗り、2000年代前半にブームが起こました。
たくさんの人が焼酎を飲みだしましたが、日本酒やワインが好きな方はしばらくして元のお酒に戻ったみたいです。出荷量を見れば、2007年がピークで、現在はその70%くらいで推移しております。
焼酎から去って行った飲んべさんは、3000種とも4000種ともいわれている焼酎の中から自分に合う商品に出会えなかったのかもしれません。
楽しむ分類を3種類に分けてみたいと思います。
【目次】
①普段使いの焼酎
②特別な日に楽しみたい焼酎
③珍しい焼酎
①普段使いの焼酎
オーソドックスな味わいで、購入しやすい商品が良いかと思います。物によっては、量販店などに販売していないので、ネットでまとめ買いして置くのも良いですよね。(芋の香りがそこそこ楽しめてそんなに重くない=黒霧島/明るい農村/九曜/さつま島美人などがおすすめ)
②特別な日に楽しみたい焼酎
価格も高価なので、主にお店でショットで楽しみたいですね。プレミアム焼酎と言われる銘柄が幾つかありますが、ボトルで買うのは購入も困難を極めることがあります。芋焼酎では「森伊蔵」「魔王」「村尾」が有名で、頭文字を取って「3Ⅿ」と呼ばれています。麦焼酎では「百年の孤独」「兼八」などがあります。※プレミアム焼酎については別の記事で解説いたします。
③珍しい焼酎
他のお酒ではありえない、焼酎ならではの楽しい原料を使ったものがあります。こちらも主にお店でショットで楽しむのがおすすめです。例えば、とうきび・ハッカ・珈琲・栗・酒粕・黒糖・マンゴー・蕎麦など、聞いてるだけで試したくなりますよね!(でもボトル買いは勇気がいります)
最後に戻る銘柄があれば、冒険しても安心ですよね!
あと7回で終了!