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歴史ロマン焼酎ルーツ編

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<<焼酎きき酒師の焼酎初心者アカデミー第2回>>
※歴史ロマン焼酎ルーツ編※

焼酎はウィスキー・ラム・ジン・ウォッカなどと同じ蒸留酒です。蒸留酒は紀元前に現在のイラク辺りで生まれたと言われいています。※諸説あり

この地方はいわゆるアジアモンスーン気候で湿気が高く、生の酒はすぐに腐ってしまうという難点がありました。そこでもろみを発酵させ、それを熱して蒸留する技術が発展。常温でも腐らないお酒が完成したのです!(蒸留酒の元祖は果実の蒸留酒アラックと言われています)

とても扱いやすい蒸留酒は、東インド会社の様な商人の手によって西と東に分かれて更なる発展していきます。
西に渡るとウィスキーやスコッチ、ブランデーなど洋酒へと変貌を遂げ、東に渡るとシャム王国(現タイ)を経由し琉球王国(現沖縄)へ渡り、泡盛へと変化していきます。

やがて1609年の薩摩藩が琉球王国へ攻め入った、いわゆる「琉球侵攻」により日本にその技術がもたらされました。九州では米や麦の焼酎が生まれました。

1732年に「享保の大飢饉」が発生。鹿児島は米の産地でしたが、徳川吉宗の令により気候に強いサツマイモの産地となり、その後芋焼酎の産地となっていったのです。

中学校で習った固有名詞が幾つも出てきてムネアツですよね!

あと8回で終了!

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