目標達成の為に「本物を 知っておく」
43歳からホルンを始めて、たった1年2ヶ月でヨーロッパのナショナルオペラハウスのホルン奏者に就任できた僕の
「リアルに夢を叶える為の思考学」の第7回目です。
さて、今回は「目標・夢を達成するために「本物を知っておく」ついて書いてゆきたいと思います。
まず前提として「はっきり意識」した方が良い点
それは「あらゆる物の縮図の最小単位」は「自分自身」である
という事です。
例え易い物でいうと、例えば「世界」だと大まかに大きい順に次に「ヨーロッパやアジア」などの「何々圏」とかで、その次に「国」次に四国や関東のような「 支部」、次に「県」、 次に「市町村」次に会社や学校などの所属の「コミュニティー」、次に「家族」、そして最後に「個人(自分自身)」のような感じになると思われますが、
「あらゆる物の縮図の最小単位」は「自分自身」というのは、この「世界」から「個人」まで「やっている事・決断している事」の「規模が違っているだけで、根本的に同じ」だという意味です。
例えば「自分自身がやっている事・決断している事」とは、お金・時間を何に使うかの「決断」から、「日課の腕立て伏せをし忘れたら次の日に足してする・歯磨きの時に水は出しっぱなしにしない」などのマイルール「規則」などが分かりやすいと思います、
それ以外の大抵の事柄や物事は、すべて少しづつ「家族」→「コミュニテイー」→「市町村」などと規模が大きくなっているだけで、基本的にはやっている事は同じで、
突き詰めれば自分自身の「脳」が「最小単位」であるという事を「意識している事は大切」だとお伝えしておきす。
「目標を達成」する過程、この「自分自身が最小単位」の何が必要か?
要は「指導者(方向性)・先生(技術)・学校(カリキュラム)」なども、
それら全てが「既に自分自身の中に存在している」
ということで、インターネットという「世界最大の図書館を持つ学校」を既に手に入れているわれわれ個人は、意識してその自分自身の最小単位の「指導者・先生・学校」などの「質やレベル」を上げて、それらとの対話と相談をしてゆけばよく、そうする事で
無駄(不必要な)に「学校やレッスン」に通う必要がなくなるのです
何かを始めたり何かを習得したければ「まず学校」ではなく、
「まず自己学習(自己成長)」です。
その自己学習の過程で「どうしてもわからない、できない上に直接指導が必要だと感じた、もしくは時間が多きく短縮できる」などと
「本気」で感じた段階で「学校やレッスン」に通うことも
問題を解決するための「選択肢の一つ」にあげても良いかもしれません
が、それでも大抵の場合はインターネットがあるので、自己学習でカバーできると思います。
「目標を達成するため」には、大抵の部類の場合「お金と時間」を必ずかけないといけない事にぶつかると思います、その時のためにも「余計な出費と時間の浪費」は、避けられる物ならば避けた方が懸命だということです。
さて次に、「本物を知っておく事」の大切さとは
「本物を知っておく」事で、
自己学習と努力で到達できる可能性が高くなる
例えば、僕が20年以上前にドイツに留学した当初は、おそらくほとんどの留学生が同じ経験を持っていると思うのですけれど、まだ日本食レストランというのが少なく、よく友達や先生などに「寿司を食べた事がないので食べたい、作れないの?」などと聞かれて、生まれて初めて「寿司を作ってみた」しかも、その後何度も事あるごとに、という経験があるのではないかと思われます。
こういった場合の時、同じ食材や調味料を使っても「寿司の味を知っている事」と「おいしいという事、おいしくないという事」という事が分かっていれば、その「掛け算・足し算」さえできれば、ある程度のものが作れてしまうものです。
これが、エジプト料理の「コシャリ」を作ろうとなると、
僕のように毎日のように食べているなら別ですが、おそらく日本の方は、レシピを見ながらの製作段階で、仮に間違った方向に進んでいたとしても、恐らく気が付かないであろうし、仮にレシピどおりにできたとしても「これがコシャリか?」などとなると思われます。
だから、その「知っている物(味)」のレベルが、高ければ高いほど「違いが分かり」自己努力の末の到達点が高くなるのは目に見えています。
間違いやすいのは、僕が大切だと伝えたいのは「知識」の方ではなく「リアルな実際の感覚」の方です。
「知識」や「常識」は、逆に「こうであるべきだ」などと、時に「目標到達」の「余計な壁」になってしまうこともあるので、鵜呑にして信じず、気をつけたほうが良いでしょう。
自ら本物を知っておくことで「偽物」や「省ける物」も見えてきます。
「本物を知っておく」事で、目標がさだまり進むべき方向性が決められる
これは、言うならば「地図」を持っているだけでなく「その場所がどこにあるのかを知っている」といった方に近いと思われます。
例えば、ドイツには「フランクフルト」という大きな街は2つあり、それを知らない方は「フランクフルト」だけ知っていても、地図を持っていたとしても、どちらか分からないでしょう。※皆さんが知っている方は「フランクフルト アム マイン(マイン川に面した)」の方です
そして「方向性が決められる」とは「フランクフルト」でも分かるとおり「どっちが良い悪い」ではなく「私はこっちに進むべきだ」という方向性がわかる上に、決断して実行している段階での、方向性が間違っていないかの確認・検証が容易にできるという事を意味します。
「本物を知っておく」事で、本当に必要か必要でないかの判断になる
この過程で大切なのは、たとえ本物であろうとなかろうと
「本当に自分に必要か必要でないか」
「違いが分かるか分からないか」
という点は、、ものすごく大切で
常に「知ったつもり・理解したつもりになっていないか?」や、それが分かっていての「しったか」や、知識だけで本当に違いの分からない「うんちく」の部類になっていないかを常に自己検証しバージョンアップし続ける事も大切です。
念を押させて頂きますが、
「分からない・分かってない」のに「分かったふりをする」「知識だけで分かったつもりになる」というのが、非常に危険で、時に目標達成の妨げになります。
「分からない・分かってない」事は、決して悪いことではありません、
大切なのは、正確に「まだ分からない・まだ分かっていない」と「理解してキープ」しておけば良いだけです。
本当にこの点は、本当に気をつけて下さいませ。
次回「本物を知っておく」という意味の中の
「日々実際に体験する場を持つという事も大切です」
を書きたいと思います。
では、
「千里の道も一歩から」小さな一歩が、結局確かな一歩!!
ということで、最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!!
皆さんの「夢や目標」がリアルに叶いますように!!
堀江努