「練習」しても「上達が遅い方々」へ
43歳からホルンを始めて、たった1年2ヶ月でヨーロッパのナショナルオペラハウスのホルン奏者に就任できた僕の
「リアルに夢を叶える為の思考学」の第21回目で、「「練習」しても「上達が遅い方々」へ」を書いてゆきたいと思います
僕の記事は「共通の話・内容」が多く含まれていますが、要は僕という小さな存在が「広めたいと思っている本当に大切な事」が「それら」なのだと、ご理解いただければありがたいです。
では、本題に入りたいと思います。
「効率がいい練習」が、出来ていますでしょうか?
言い換えれば、
「効率の悪い練習」を、していませんでしょうか?
ちゃんと「具体的に何のために」
「考えて・理解して・検証しながら・軌道修正しつつ」練習
を行っていますか?
「当然」と思われていない方もいらっしゃると思うので、
念の為にまず前提として、
恐らく音楽に限らず全てのジャンルで当てはまると思うのですが
「出来ない」には2種類の「出来ない」があります。
1つ目は
「レベルが足りていなくて」そもそも「全く出来ない」簡単に言えば
「練習しても出来ない・考えても解けない」レベル
というものと、2つ目は
「少し難解」なだけで「すこし練習」すれば出来る類の物 簡単に言えば
「練習すれば出来る・考えたら解ける」レベルです。
なので、厳密に言えば
1つ目が本当の意味での「出来ない」で、
2つ目は「出来ない」ではなく、むしろ
「難しい」と表現した方が良いかもしれません。
そして、
「上達が早い人」と「上達が遅い人」の違い
は、えてしてこの
「出来ないを本気で区別して普段の練習に挑んでいるか」
で違いが出てくるのだと思います。
これも、言いかえれば「上達が早い人」は、恐らく
「自分の弱点を理解していて、なおかつそれを克服する為に何をどれくらいするべきかが見当つけられて、なおかつその方法をトライアンドエラーで軌道修正しながら、目標に近づいていくことが出来る人」
もしくは、
「本人」ではなく「指導者の采配が「予想通り」見事にはまっている・はまらなかった場合に軌道修正してくれている」もしくは「指導者の采配が「偶然」見事にはまっている」
かの、どっちかか「双方のコンビ」でしょうし、逆に
「上達が遅い人」は全てが逆で
「自分の弱点をはっきり理解してなくて、なおかつそれを克服する為に何をどれくらいするべきかも判らないで、言われたことだけ・昔からのルーティーンなどを「ただこなす」だけで、なおかつその方法をトライはすれどエラーに気がつかない、もしくはエラー(成長の成果が見えないなど)でも軌道修正しないで続けてしまい、努力の甲斐なく目標に近づけないことが出来る人」
もしくは、
「本人」ではなく「指導者が采配を何も考えていない」もしくは「指導者の采配が「見事に」外れてしまっている(見当違い)」
という事になりますが、ここで
「指導者の采配が「見事に」外れてしまっている(見当違い)」
の場合は「指導者」がちゃんとした方なら
「采配が外れてる事」などは、生身の人間が相手なのですから「当たり前にある」ことを前提に「トライアンドエラー」で、気がついた段階で「別の采配」を本気で考えてくれるでしょう。
ですから、簡単に
「ちゃんとしている指導者かどうか」を見分ける方法
がありますが、それには「条件」があります。
言われた事を「手を抜かずきちんとやっているのに成果が出てない」
場合だけです。
特に部活などで「沢山の人を同時に指導している場合」は、個人個人の成長振りを確認が難しいので「自己申告」が必要です。
まず、大切なのは
「指導者の方の指示した方法が間違っていること」を疑う前に
自分自身が「方法を間違って理解している可能性」
も十分にあるので、
まずは、指示を出した指導者の方に普段やっている事を見てもらって「指導者の方の意図するものと違っている事をしてしまっていないか」を確認してもらうことが必要です。
その段階で「適当にあしらわれる」様なことがあったり、きちんと見もせずに「根性論」で「いいから続けなさい」というようなアドバイスしか出さない指導者からは、離れるべきかもしれません。
そこで、すぐでなくとも「きちんと時間ををつくってチェックして対応してくれるような指導者」であれば「人間的に信頼」できるかもしれませんが、
ですが、
注意!!大きな間違いを犯す可能性があります!!
特に優しい日本人の方々注意ですぞ!!
「人間的に信頼できる人」=「すばらしい指導者(結果が出せるか)」は
「演奏家として素晴らしい」=「すばらしい指導者(結果が出せるか)」
と同様に
全く持って=(イコール)でも何でもない別問題です!!
ので、
本当の成長を求めている場合は「人間的に素晴らしい人・演奏家としてぴか一」だからといって「人間的に」ではなく「技術など」を「成長と結果」が出したいのであれば、
ちゃんと「区別」するべきでしょう。
そして、沢山一番たちが悪いのは
「本人が良くわかっていない」うえに「指導者」が「何も考えていない」もしくは「メソッドがひとつしかない・違っていても別を考えない」
というコンビが生まれた時に「努力の無駄」という悲劇・喜劇が生まれるのです。
何事もそうですが、簡単に変えられるのは
「自分自身」しかありません、
気がついた人が、自ら別の道を探して軌道修正しないといけません、自分自身の人生なのですから、
「決断と行動」は常に「自分自身が決定権を握っているのです」
他を替えるとした場合は「他人自体を替える」要は「指導者・所属を替える」事は出来るでしょうが、
それも言い換えれば「自分の居場所を自分で替える事」になるのです。
今回は以上です。
最後まで読んでいただいてありがとうございました!!
では、
「千里の道も一歩から」小さな一歩が、結局確かな一歩!!
皆さんの「夢や目標」がリアルに叶いますように!!
堀江努