外からの視点で新しい魅力が生まれる
渋谷の東急本店が55年の歴史に幕を下ろした。
その跡地に、LVMHグループの系列投資会社と組んで「渋谷アッパー・ウエスト・プロジェクト(Shibuya Upper West Project)」という新しい複合施設が生まれる。
こうした伝統的な日本企業と外資系企業のコラボレーションはとても魅力的だ。
渋谷の複合施設開発、小売、ホスピタリティ、文化などに深く根ざし、豊富な知見がある日本企業。
一方、複合施設の開発や世界的なブランドのキュレーションにおいて国際的な経験があるLVMH。
このパートナーシップで、どんな新しい価値が生まれるのだろうか。
渋谷の複合施設は、洗練された店舗、世界水準のスモールラグジュアリーホテル、高品質な賃貸住宅、隣接するBunkamuraとのアート&カルチャーとの融合により、洗練されたライフスタイルを提供するとしている。
渋谷×LVMHというだけで、これまでにないカジュアル×ラグジュアリーを感じさせるワクワクするような新しい施設が想像できる。
両社の強みを組み合わせることで新しい渋谷の魅力が生まれ、より競争力のある施設となり、顧客とステークホルダーにより大きな価値を生み出すことができるだろう。
スノヘッタのデザインアーキテクトによる、東京の「アーバンリトリート」
この新しい試みは、世界の注目を集める新しい日本の魅力を生み出す予感がしている。
さまざまなコラボレーションを楽しみにしたい。