2022年Apple TV+ベスト5

いよいよ今日で2022年も終わり。
今年はけっこう映画やTVシリーズを観たんだけど(数えてみると130本!)、よかった作品を考えると思い浮かぶのがApple TV+のシリーズばかりなので、今日は「2022年Apple TV+ベスト5」を紹介します。

NetflilxやDisney+、Amazon Primeは観ているけど、Apple TV+を観ているという人の話をまわりではあまり聞かないので、ぜひこの機会にApple TV+の深い世界も知ってほしい。

ということで、早速1位から

『セヴェランス』は、アメリカのSFサイコスリラー・テレビドラマシリーズである。ダン・エリクソンの原案に基づき、ベン・スティラーとイーファ・マッカードル(英語版)が監督、アダム・スコットが主演を務めた。仕事中の記憶と私生活の記憶を分離する「セヴェランス」という手術を受けた会社員、マーク・スカウトを主人公とする。

あらすじ
謎めいた製薬企業「ルーモン産業」は、「セヴェランス」と呼ばれる外科手術を用いて、一部の社員の仕事と私生活の記憶を分離している。「セヴェランス」を受けた社員の一人であるマークは、会社の中と外の両方から、その裏に潜む陰謀を解き明かしていく。

wikipediaより

自分の中ではこの「セヴェランス」がダントツの1位。
何とも表現できないんだけど、とにかく世界観が独特。ミッドセンチュリー的なミニマリストモダニズムデザインで「何か」をしている会社で働く謎の人達の物語。
といっても何を言っているか分からないと思うけど、観ているこちらも最初は何がなんだかまったく分からない。
観ていく中でその背景や物語世界の全体像が徐々に分かっていくんだけど、劇中に挟まれる謎のダンスシーンやイベントシーンなど、何度観ても意味がまったく分からない。
こんな素晴らしく難解な世界観を作り出せるエンターテイメントの懐の深さに感銘を受ける。
この作品を観るためだけにApple TV+に加入してもよいくらい。

続いて第2位

認知症を患うトレミー・グレイは信頼する大甥を突然失い、身寄りのない少女ロビンと暮らし始める。その後、記憶を回復する治療法と出会い、衝撃の事実を知っていく。

Apple TV+

サミュエル・L・ジャクソン主演の「トレミー・グレイ 最期の日々」
どんどん認知症が進む中で、セルフネグレクトとしてすさんだ生活を送る主人公が、行き場を失った少女と出会い物語は進んでいく。
最近はすっかりマーベルの人というイメージもあるサミュエル・L・ジャクソンだけど、この作品では久しぶりに凄みのある演技をみせてくれる。
アフリカ系アメリカ人の歴史も踏まえた上で、SFファンタジー的な要素もあり、しっかりと味わえる作品。

続いて第3位は

『フォー・オール・マンカインド』(原題: For All Mankind)は、2019年から配信されているアメリカ合衆国のテレビドラマシリーズ。1960年代の宇宙開発競争が終わらなかった世界を舞台に、奮闘する人々を描く。ヨエル・キナマン、マイケル・ドーマン、レン・シュミットらが出演した。

あらすじ
1960年代後半の宇宙開発競争の結果、NASAは初の有人月面探査を行う偉業を成し遂げたが、本作では"もし宇宙開発競争が終わらなかったら?"という設定のもと、宇宙開発に携わる人々を描く。
ソ連の宇宙飛行士アレクセイ・レオノフが人類初の月面着陸を果たす。この結果、NASAの士気を壊滅させるも、アメリカの努力に拍車をかけることになる。ソ連がその後の月面着陸に女性を含めることで多様性を強調したため、アメリカはこの数十年間の宇宙開発からほとんど排除されていた女性やマイノリティを訓練することを余儀なくされる。

wikipediaより

2019年にスタートして、現在はシーズン3まで公開中。
「もしソ連がアメリカより早く月に着いていたら」「もし60年代の宇宙開発競争がまだ続いていたら」という世界の中で描かれるストーリー。
普通に考えると無理のあるストーリーになるところに、高いクオリティの映像でリアリティを与えて物語に引き込む、この圧倒的な資本力が現在のストリーミング業界の現在地なんだと感心する。
スケールの大きなCGの素晴らしさもさることながら、それぞれの登場人物の背景や気持ちの移り変わりをしっかりと描いているところも連続ドラマとして見ごたえがある。

第4位は

WeWork社を創立した、アダム・ニューマンの実話を基に製作されたオリジナル・ドラマ。
当時ニュースで見ていたWeWorkの騒動の裏側をリアリティを持って描いている。物語のキーマンとしてソフトバンクの孫さんが登場しているのも面白い。

そして第5位は

スラウハウス(泥沼の家)と呼ばれる、MI5の落ちこぼれが送り込まれる窓際部署に集まったエージェントたちがさまざまな事件に巻き込まれていく、英国スパイドラマ。
全編に英国の皮肉とダークなユーモアが満載で、会話とその世界観が面白い。

ということで、Apple TV+のベスト5を紹介してみたけど、どれも映像がよく作られていてキレイなんですよね。。
セットやロケの作り込みやライティング、CGとのなじみなどどれをとっても高いレベルで、「ああ、お金がかかっているんだなあ」とすぐに分かる質感はさすが。

ちなみに、他のプラットフォームでいうと
Netflixでは

Amazon Primeでは

Disney+では、

が面白かった。

さて、来年はどんなコンテンツが出てくるのか、楽しみだけど時間が足りない。。
ということで、来年もよろしくお願いします!

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