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新しい目で街をみる

コロナ禍を経て、自由に旅をする機会が減っていたが、先日ちょっとした縁があって博多に旅をする機会があった。

ごまさばとラーメンが美味しかった。。

久しぶりの旅行ということもあり、見ること聞くことすべてにおいて刺激が大きい。さらに、博多に住んでいる友人とゆっくりと語ることでいろんな気づきがある。

移動は思考を広げるというけれど、離れた場所に住む友人と話すのは、新しい視点を得ることができる貴重な体験だ。
自分とは違う環境・リズムで生活している人と自分を客観的にみることができて、短期的ではなく中長期的な視点で自分のこれからを考えることができた。

新しい場所で新しい食べ物を食べて新しいものを見る・感じる。
神経と体が緊張して、新しい刺激に敏感になる。
心の中にあった何かが呼び覚まされて新しいアイデアとなる。
そんな体験を久しぶりに感じた。

これこそが、プルーストの言う「新しい目」を得るということなのだろう。

真の旅の発見は、
新しい風景を探すことではない。

新しい目で見ることなのだ。

The real voyage of discovery consists not in seeking new landscapes, but in having new eyes.
*原文はフランス語

マルセル・プルーストの言葉より

そんなことを考えていたときに、ニューヨーク・タイムズが選ぶ「2023年に行くべき52か所」の旅行先に盛岡が選ばれたという記事を見つけた。

米ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)が12日発表した「2023年に行くべき52か所」の旅行先に、盛岡市が選ばれた。リストでは英ロンドンに続く2番目に入り、「見過ごされがちだが魅力ある街」と紹介されている。

読売新聞より

ニューヨーク・タイムズの元記事はこちら

この記事では、東京・大阪・京都がCOVID-19対策の大幅な緩和を受けて多くの外国人観光客を引きつけている一方で、盛岡は「しばしば見過ごされるか、完全に無視されている」としている。

盛岡は「東京から新幹線ですぐの、混雑を避けて歩ける素晴らしい場所」であり、20世紀初頭の大正時代に建てられた日本の伝統的な建築美と西洋風の建築美を組み合わせた建物がたくさんあり、コーヒーやわんこそばなど、食の魅力も紹介されている。

ちなみに、盛岡と並んで福岡もリストに入っている。

こちらの記事では世界のスキーリゾートの中で、スイスやフランスの高級リゾート地と並び、ニセコがリストアップされている。

ニセコは世界一のパウダースノーの里と言われ、その地形と相まって、アジアで最も人気の高いスキー・スノーボードリゾート地となっています。毎年冬には14mものパウダースノーが降り積もり、冬のワンダーランドと化します。
アンヌプリ村にある「KIRAKU」は、羊蹄山を望む自然光が降り注ぐミニマリストスタイルのシャレーで、贅沢な滞在を楽しみながらニセコを散策する大人数のグループに最適なホテルです。アンヌプリ村にある「きらく」では、高級ホテルにあるようなモダンな設備に加え、深い湯船、プライベート温泉、4つの布団を備えた伝統的な和室など、日本ならではの本物の体験ができるようになっています。

DeepL翻訳による和訳

こうした海外からの「目」によって、日本の価値が再発見され、私たちも「新しい目」で日本を見直すことができるのだろう。

旅はこうした思索をさそってくれる。
また、旅に出よう。

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