3フルネスのすすめ
おはようございます。
今日は3つのフルネスについて書いてみたい。
と、大げさに書いてみたものの、これは、ペンシルベニア大学の心理学者マーティン・セリグマン教授らが提唱する幸福を向上させる研究で、「寝る前に今日のポジティブな出来事を3つ書き出す(3 Goog Things)」という行動のことです。
セリグマン教授のTEDトークも面白いのでおすすめ。
去年からこの3つの良いこと(3フルネス)をスマホでメモするようになった。
それまでは一日の終りに「今日はこれがうまくいかなかった」「これを明日やらなくちゃいけない」「ああ、疲れた。。」といったネガティブなことを考えることが多かったが、3つの良いことをメモするようになって、ポジティブな気持ちで一日を終えることができるようになったと思う。
そして、メモが1年が終わったところでそのメモを見返してみたときに、自分が何を幸福と感じるかの傾向がみえてきた。
自分の場合は「親しい人と楽しく語り合った」「美味しいものを食べた」ということと単に「天気がよかった」ということに幸せを感じていたようだ。
人とのコミュニケーションと美味しいものを食べたというのは、人間の生存のために必要な行動なので、脳が快感を覚えるというのは自然だが、単に天気がいいだけで幸せになるというのは新たな発見だった。
人間は天気に気分が左右される。
そんな基本的なことを改めて考えさせられた。
ここ10年の検索ワードの推移をみてみると、「不快」と検索している人が6月や7月の梅雨の時期にスパイクしているのがみてとれる。
また、メモを見返していくと忙しいときには「とりあえず一日のタスクをこなした」といったように、喜びというよりは安堵感のようなものが多く、自分の場合は疲れているときは喜びを感じにくいという傾向も明らかになってきた。
こうして自分の感情や気分が内的要因だけでなく、気温や湿度、疲れなどの外的要因によっても左右されるということを知っていると、自分の感情をコントロールしやすくなる。
こういった自分を客観視していくことで、さらにライフフルネス度が高まっていくのではないだろうか。