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音声入力がアルゴリズム支配を変えていく
〜テクノロジーが解き放つ思考の自由〜
またおおげさなタイトルをつけてしまいました。。
先日高校時代の友人とバカ話をしていて、「あれ、ちょっと今開放されている?」と感じて、自分の思っていることを素直に言葉にするのって尊いなあと考えた次第です。
アルゴリズムに支配される現代
気づけば、私たちの生活はアルゴリズムに囲まれている。スマートフォンを手に取り、SNSを開けば、自分の好みや行動履歴に合わせた情報が次々と流れてくる。YouTubeのおすすめ動画、Instagramのフィード、TikTokのトレンド——それらはすべて、私たちに「見たいはずのもの」を提示してくる。それらのコンテンツを「消費」していると、ふんわりとした考えが浮かんでは消えていく。
しかし、なにか違和感を感じる。
これって本当に自分のやりたいことなのか、本当に自分が考えたいことなのか、と。
私たちの視野は狭められているのではないか。
同じようなコンテンツばかりを消費し、自分の考えがアルゴリズムによって形成されているのではないか。
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異なる意見や新しい視点に触れる機会が減り、まるで見えない「フィルターバブル」の中に閉じ込められているようだ。他者との対話が減り、異なるコミュニティとのつながりも希薄になっていく。
思考がアルゴリズムにコントロールされている
自分が書くことや考えることさえもアルゴリズムに影響されている。
SNSで何かを発信するとき、その内容は本当に自分の内から出てきたものなのか。それとも、見えない力によって誘導されているのか。
テキストを入力しているとき、無意識のうちにコンテキストにあわせた表現を選び、無難なコミュニケーションに終止するのは、いいことなのだろうか。本当に人と人とのつながりを生み出しているのだろうか。
ニュースや情報も、自分の行動や属性によってカスタマイズされる。
似たような記事や意見ばかりが目に入り、異なる視点に触れる機会がますます減っていく。自分の考えが増幅され、他者との共感や理解が希薄になる。自分の人生が、すっかりアルゴリズムに支配されてしまっている。
音声入力との出会い
そんな中、音声入力という新しいテクノロジーに出会った。
最近まわりで音声入力を使っている人が多くなり、とりあえず自分もやってみた。まずは音声で簡単なメモをするところから始めて、徐々に長文を書いてみた。最初は半信半疑だったが、試しに使ってみると、その効果に驚かされた。自分の声で考えをアウトプットすることは、手で入力するのとはまったく異なる感覚だ。
音声入力を使うと、自分の言葉が自然に流れ出し、思考がスムーズに形になっていく。自分の声を耳で聞くことで、自分の中にある「自然な自分」の言葉を感じられるようになる。言葉に出すことで、自分の考えがクリアになり、アルゴリズムに縛られていた思考から解き放たれるような感覚を覚えたのだ。
あれ、これなんかいいな。。
この感覚は、作家の高城剛さんが語っていた音声入力の革命的な体験と重なる。彼は音声入力を取り入れることで、執筆速度が飛躍的に向上し、場所や時間に縛られずに創作活動ができるようになったという。歩きながら、立ちながら、さらには入浴中でも執筆が可能になり、生産性が大幅に上がったそうだ。
高城さんは、「音声入力とAIによる執筆革命」は、自分にとって約半世紀ぶりの革新的な出来事だと語っている。彼の体験を知り、私も音声入力がもたらす可能性を感じた。彼が言うように、音声入力は私たちの思考や創造性を解き放つツールなのかもしれない。
自分の思考が自由になる感覚
音声入力を使い始めてから、自分の思考が自由になっていくのを実感する。キーボードで何かを書いていると、言葉を選んだり文章を構成したりするうちに自分の中のストッパーが働き、思考が制限されてしまう。しかし、音声入力では思ったことをそのまま口に出すため、より純粋な形で自分の考えを表現できる。
また、自分の声を聞くことで、自分自身と対話する感覚が生まれる。新しいアイデアや視点が湧き上がり、アルゴリズムに縛られないオリジナルな思考が生まれてくる。これは、まさに思考の自由を取り戻す体験だ。
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新しいテクノロジーで思考の自由を取り戻す
音声入力は単なる便利なツールではなく、私たちのコミュニケーションや思考の在り方を根底から変える可能性を秘めている。素直な自分の考えを表すことができ、より建設的で共感的なコミュニケーションを促進する。それは、アルゴリズムによって支配されていた思考からの解放であり、自分自身の言葉で世界とつながることだ。
アルゴリズムに支配される現代社会で、音声入力という新しいテクノロジーは、私たちの思考を解き放つ鍵となる。自分の声で、自分の言葉で考えを表現することで、情報の多様性が広がり、社会の分断を乗り越える一歩となるだろう。
テクノロジーは私たちに便利さをもたらす一方で、見えない枠組みに閉じ込める危険性もある。しかし、音声入力はその枠組みを打ち破り、新たな可能性を切り開くツールなのだ。
…
と、ここまで音声入力を使って書いてみましたが、文体や主張もだいぶ変わってきた気がします。
正確に言うと、音声入力したテキストをChatGPTで文章にしてもらい、最後に自分で手を加えています。この音声入力→生成AIとの対話という体験もよかったです。ちょっとこの形式で続けてみようかな。
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