ARはリア充のためにあるのか?
最近のTech Trendのトピックの中に興味深いテーマがありました。
こちらの@masahirosameshimaさんがまとめられている記事の中で、AR/VRについて
AR周辺のアプリが持つ可能性に期待している。家庭でも職場でも用途は発展するだろう。でも、VRの方がはるかに発展すると考える。ARの方が可能性があると主張する人々は、「テクノロジーの世界と日常が融合する未来は、完全な人工物である世界よりも面白いだろう」と考えているが、この面白さを享受できるのは、ユニークな場所に住んでいる一部の人に限られる。自分たちのようなに日々面白いものに出会える人々にとってはARの方が面白いと感じるだろうが、それは世界の0.1%〜1%くらいの人々にとどまる。多数の人々は、ユニークで日々新しいものに出会うような生活ではない。多数の人々にとっては、新しい世界を提供するVRの方が発展の余地がある。VRでできることの選択肢も増えるだろうから、これからに期待している。リソース
と言及があるのですが、特にこの「ARの方が面白いと感じるのは0.1%〜1%の人々」という部分は面白いなと思いました。
ARを楽しめるのは、「地理的」に面白い場所に住んでいて、かつ現実との融合を許容できるマインドセットを持っていると聞くと、なんとなく「リア充」的なイメージを持つのは僕だけでしょうか?
これに対して、いわゆるバーチャル世界を楽しむ層は完全に現実世界とは違うオルタナティブな世界としてのVRの方を好むという層がより一般的な人達なのかなと。
こんなイメージでしょうか。
この辺りのAR/VRの需要層の違いは掘っていくと面白そうですね。