13.会社を調べる ってなに?
こんにちは。不景気打破コンサルティングです。
会社を調べる ってなに? という テーマでお送りします。
「企業分析」という言葉を使いますが、
ちまたにはいろいろな企業の分析方法が書いてあって、
どこまでを調べればよいのか、
悩まれている方も多いのではないでしょうか。
今回は「会社のことを調べることができた」と呼べる、
一つの目安みたいなものをお伝えできればと思っています。
① 企業説明会に行く
当たり前の話ですが、まず企業の説明会に行って話を聞きましょう。
そこで、何を聞くのかポイントをお伝えします
・誰がお客さんで、何を売っているのか
・ライバル企業として、どのような会社があって、その差は何なのか
ここまでは皆さんご存じの通りだと思います。
ここからは私が独自に聞いておいたほうがいいポイントについて書きます。
・入社3年目の方はどのような仕事をしていて、
どのくらい任せられているのか
・若手で苦労すると思われる会社としての壁は何か
(いろいろな部署がある場合には、部署を指定して聞いたほうがいいと思います。なるべくその人がどんなことをしているのか自分が説明できるくらい根掘り葉掘り聞きましょう)
#先輩社員の座談会なんかは絶好のチャンス
また、その会社の出会う社員がどんな顔をしているか(いい顔してるか、大変そうな顔してるか)見ておくとよいかもしれません。
② 自分と会社をつなげる作業をする
ちょっとわかりにくい言葉かもしれません。いわゆる「動機付け」です。
まずきっかけを探します
・自分はなぜこの会社に興味を持ったのか?
・この会社のどの部分に興味を持った、または共感したのか?
もうすこし具体的に書くと
・その会社のサービスを受けた時、とても親切だった。とか
・自動車部品メーカーであれば、ホームページを見て、この部品の重要性や部品をつくる難しさ、やりがいなどを感じた
などです。
これだけだと薄っぺらいつながりにしか感じないので、もう少し深く考えましょう。
サービスで親切だったのは、どんなシチュエーションだったのか?
→機材の修理でカスタマーセンターに行ったのに、修理だけでなく、その機材で故障が起きやすいポイントや、長く愛用するためのコツを教えてもらったり、さらには「いつでも故障したら連絡ください」と会社個人のメールアドレスまで教えてもらえた。
や、
自動車部品を作る重要性について感じたのはどんな背景があるのか?
→たまたま学生時代隣で飲んでいたおじさんが自動車部品会社の人で、いろいろな仕事の話を教えてもらった。部品をつくることに夢を語っていて、こんな風に仕事がしたいと思った
など、エピソードからのストーリーとしてつながるといいと思います。
ここまで具体的なつながりはないにしても、自分のエピソードからつなげるということは必要かもしれません。
非常に重要なのは、「自分の実体験からストーリーを作ること」です。
③ 自分の活躍しているイメージを言語化する
上記で自分と会社がつながるイメージがついたところで、最後は自分が活躍していることを考えていきます。
ここで役立つのが、①でヒアリングした「先輩社員の声」です。
当然ご自身が応募していますから、
先輩社員の働き方に共感を得たのだと思います。
自分はあのように働きたいと思ったイメージをそのまま言葉にするとよいと思います。
特に、先輩社員が発した言葉そのものを使うとよいです。
「仕事の○○の部分が、つらいんだけど楽しいんだよね。任されている感があって」
「トラブルが解決したときに、怒られてたのに最後感謝されたりするから、どこにチャンスがあるかわからないよね」
のような生の声をもとに、
それを感じたいと説明できれば良いと思います。
以上から、
「企業分析」は、「自分が働くイメージすること」ができるかどうか。
がポイントだと思います。
企業の従業員数やどんな部署があるのか。
ということよりも、
働くつもりで調べ、自分が働くイメージを思い描くこと
がなによりの企業分析だと思っています。
本日はこの辺にしておきます。
皆さんの未来を応援しています!
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