【初スタック】オリオン大星雲(M42)

先日、オリオン大星雲を撮影し、画像をスタックしてみた。
スタックというのは、とても大雑把に言うと画像の良いところを合成し一枚の良い画像を作るということ。
実は天体撮影を始めてからこれまで一度もやったことがなく、初めての合成。
しかし有名な某有料合成ソフトはとても扱いづらく、他に良い方法は無いかと色んなサイトを見て回ったけれど難しいことしか書かれておらずとても参考にならなかった。
天文趣味は参入障壁が高いといわれる所以である。

試行錯誤を繰り返して数週間が経った頃、ネットの海で偶然見つけたSequatorと呼ばれるフリーソフトを試しに入れて撮った画像たちを放り込んでみたところ、とても上手くいった。
まだ触り始めたばかりなので使いやすさについては何とも言えないが、自分が使ってみて上手くいったという記録としてここに残しておく。



カメラ:Canon6Dmarkⅱ
赤道儀:Vixen SXD2(ノータッチガイド)
望遠鏡:Vixen ED80SF
設定:20秒 ISO640 連続で撮影した90枚をSequatorでスタック。周辺トリミング済

自宅ベランダからのノータッチ撮影。
北側が全く見えないのでコンパスなどを駆使してなるべく真北に合わせるも、それでも20秒露出で星が流れてしまった。
この辺りはもう少し正確にしていきたいもの。

Sequatorはとても使いやすく、今回スタックしたのは連続で撮影した90枚。
一応ダーク画像も撮ったけれど、スタックする際には入れていない(というより入れ方が分からない。心優しい分かる方、コメントやDMなどで教えていただけると助かります)

まだまだ課題点が残る仕上がりではあるが、これからの成長過程の記録としてここに残しておく。
最近天気が悪くて中々撮れないので、もうこの時期にM42は無理かもしれない。
次の冬が楽しみだ。

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