唐突日記 2024/01/07
年が明けて最初にしたことはキラーインスティンクトの調べ物だった。
10周年記念で突如アップデートが入ったことでにわかに活気づいたKI。以前から興味はあったので、この波に乗って自分でも購入してみて、ひと月ほど先んじて触っていた背骨君と対戦してみた。死ぬほどボコられた。
彼の使っているRashというキャラが本当に真面目に真剣にシリアスに終わってる。戦っているときにずっと頭に思い浮かんでいたのはカプジャムのヴァンパイアキャラだった。こっちのリュウは波動と昇竜と前に歩いて大足ぐらいしかやることないのにアナカリスがダッシュ攻撃刻んでチェーンでこかして追い打ちから逆ピラで2択をかけてくるような感じ。やればやるほど強い部分が見えてくる。ザベル戦なんかよりずっとストレス値が高い。とにかく相手がこっちの1.5倍速い上にこっちの攻撃が届かない位置から常に先手を取ってくる。亀になる以外に戦い方が見つからない。遠距離戦をやるしかないと思って飛び道具を撃つと食われて相手のゲージが増える。めちゃくちゃしてくるくせにしっかり1ゲージ消費で無敵技も持ってる(というか他にゲージの使い道がほぼないので余り放題だ)。これでも15か所ぐらい弱体化された後らしい。Iron Galaxyは狂っている。
それはそれとして、やる前はKIはかなりセイヴァーに似ていると思っていた。「ヴァンパイアセイヴァーはキラーインスティンクトのパクリ」という記事を書こうかと計画してたくらいには思っていた(このネタを分かる人ももう少ないだろう)。でも、やってみたらかなりセイヴァーの要素は薄くて、むしろクラシックなストリートファイターに近いように感じた。
セイヴァーは基本的には操作がフォーカスされたゲームだと思っている。下手に色々考えるより、相手の攻撃を全部AGして全部の起き上がりに下段を埋めてとにかく最速で動くほうが強かったりするだろう。読み合いや知識が劣っていても操作が上手くて正確であれば勝てるゲームという認識をしている。
KIはむしろ、強力なコンボシステムに対するコンボブレイカー、コンボブレイカーに対するカウンターブレイカー、パワフルな必殺技に対するシャドーカウンターといったように、あらゆる局面で読み合いが生じる代わりに、コンボなどの操作面は基本さえ理解すればシンプルで、しっかりしたコンボアシストも用意されていたりと、明らかに意志を持って簡単にしてあると感じた。つまり「読み合いが強い人が勝つのが当然ですよね?」という態度のゲームだと思った。
つまりなにが言いたいかと言うと、みんなもキラーインスティンクトをやろうということだ。クロスプレイ可能だけどランクマッチのみコンソールごとに分けられていて、Steam版はそこまで人がいないのでXbox(Windows)版がいいらしい。面白さは保証します、ただしRashとHisako戦以外。
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