唐突日記 2024/1/24

色々な偶然が重なって行けそうだったので、秋葉原のイースクで開催されているFighters Crossoverにはじめて参加してみた。そもそもこれまでゲーセン以外では対戦したことがほぼないので、世のうわさに聞くオフ対戦とはいかなるものぞ、という気持ちだった。あとは、元々ランクマッチがあんまり好きではなく、こういう場がよかったらもっとゲームを楽しめるかたちが広がるのかなと思っていたので、そういう面でも興味があった。

この日は3月に予定されているオフライン大会の予選も同時開催だったので、まあとにかく人が多かったっぽいし、有名人もたくさんいてそれはよかった。

雰囲気が分からないのでまず1時間ほど”見”をしてみて、ファーストインプレッションとして、めちゃくちゃ回転率が悪い!と思った。自分が見ていたのはカジュアル台というセクションで、2ラウンド先取の2先・3連勝制限だったけど、びっくりするほど席が空かない。あと、みんな席に着いてから実にゆっくりと準備をしている。それはそういうものなんだろうけど、ゲームセンターでのテンポに染まり切った自分としては、けっこうカルチャーショックだった。異文化!と思った。

対面台でも相手が見えるので、対戦前後で会釈したりするような感じだったのも衝撃だった。ゲーセンが横対戦だった時代に先祖返りしてない?と思って、正直嫌だなと感じていたけど、これは自分がゲームセンターに毒されているんだと気づいた。大多数の人間にはそのくらいのコミュニケーション能力は備わっているのである。同じ空間にいるのに相手の顔も見ず、敵愾心だけを募らせながら対戦できる環境のほうが異常なのかもしれない。

2先/3連勝という制限があるので、それをちゃんと覚えておきながら対戦することへの不安も凄かった。昔、ビッグワンが一時期だけ50円2クレで反対側とクレジット共有になっていて、その時も頻繁に状況を忘れて分からなくなっていたトラウマがかなり刺激された(当時は全員がそんな感じで、分からなくなったらとりあえず席を立つのが丸いので、対戦が終わるとよく大量の捨てクレジットが残っていた)。これはゲーム側へのイベントモードの実装とかでなんとかならないのかなぁと思った。

ずっと観察していると明らかに2敗したり3連勝以上してるのに立たない人も希にいたように見えた。意外と治安悪いんだなと思った。まあ、ガチガチに気にするマナー講師になってもしょうがない。

あとは、自前のレバーをリュックに詰めて持っていったけど、もう本当に重くてでかくて邪魔で疲れた。対戦待ちをしてる間ずっと手に持っていないといけないというのは本当にひどい。絶対にレバーを辞めたい。

セイヴァー勢も数名いて、話しかけてもらってとてもありがたかった。こういうアウェーな場で(本来アウェーもホームもないはずだけど)知ってる人から声をかけてもらうありがたさを身を持って感じた。本来なら、自分からそうしたアクションを取れるようになるべきなんだけど、こればっかりはどうにも…。


というか、イースクに行く前にHeyで時間を潰していて、1クレだけ遊んだ19XXが相変わらず抜群に面白かった。年単位で久しぶりにやったけどボムを撃ちまくるだけで6面ボスまで行けたので、ちゃんと遊ばせてくれるよな~と思った。1コインオールまでやりたい気持ちあり。

昔は意地になってノーボムで進めようとして、結局ボムを抱え落ちして損することばっかりだったけど、最近は無駄でもいいからボムを押そうという気持ちでさっさと使うことができている気がする。成長と言うべきだろう。

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