日本人の特殊な男女関係
日本人の男女をパラフレーズする。
(上記参照)
〈母なる女が身守る旅する男〉
〈旅する男を見守る母なる女〉
だからこそ、日本の男は妻である女性を〈母ちゃん〉と呼ぶのである。
徐々に、男女関係から、母子関係に変化する。
したがって、日本人夫婦は〈セックスレス〉にもなりやすい。
どちらも互いに依存関係で成り立っている。
どちらも"母性"に依存している。
どちらも〈母子カプセル化〉して〈閉ざされて〉いくのである。
日本の男は〈母なる女の支配下に入る〉
日本の女は〈胎盤内に旅する男を包み込む〉
数々のデータでも明らかになっているが、日本人が異性の友人が少ないのもこのためだ。
日本人の男女関係が、海外での〈それ〉とは全く違うためだからである。
大多数の日本の男にとって、女性は良き母であり、恐ろしい母でもある。
交際・結婚以外の〈完全に割り切った性的な関係〉(不倫を含む)の場合は、全く違うキャラクターの女と付き合ったり、派手女(性愛面でも積極的、ファッショも言動も大胆)でもイケる、あるいは、それを選ぶのも、〈母性から逃れたい〉〈母性に対するリベンジ〉〈挑戦〉という意味も強くあるし、時に、女性蔑視や差別となってあらわれる場合もあるが、彼らは、大抵、それらにー母性愛からの解放ー最終的に挫折する。
元来、母性には2つの機能をもっている。
第一に、優しく見守り、包み込む。
第二に、いつでも離さず、監視する。
これが日本人の男女、いや日本人の人間関係、そして、日本社会の全体の土台になっている。
あなたは母性から解放されたいですか?