麻雀初心者が8ヶ月で雀聖に ①:自己紹介~雀傑まで

【自己紹介】

初めまして。
ユーザーネーム「ほら和了(ほらほーら)」で、雀魂をエンジョイしております。2021年05月に作成した麻雀用のTwitterアカウント(@horahoora_mjs)で、知識の吸収・知り合い作りの毎日です。2021年06月からはYoutubeチャンネルを開設し、配信活動も始めました!しょっぱなから宣伝臭がプンプンしますが(笑)、よろしければチャンネル登録をどうぞお願いいたします。

https://www.youtube.com/channel/UCzPD1q4ezPKaghaMQKxkT0


さてさて、自分は1年前、2020年05月に偶然見たMリーグファイナルをきっかけに麻雀にハマリました。何気なく始めた麻雀ですが、今ではコロナの影響で頻度が減った趣味・余暇の時間を次々と侵食し、麻雀漬けの毎日を送っております。

そしてほぼ同時期に始めた雀魂で、2020年12月に「雀聖昇段」を無事に達成することができました。麻雀を覚えてから期間にして8か月。。。というと聞こえは良いですが、半荘数にすると約1000。振り返ってみるとめっちゃ打ってますね。決してものすごい素質があったとか、難しい技術を会得したから、なんてことはなく、回り道をしたり壁にブチ当たったりしながら、地道にコツコツ段位戦を続けていった結果の雀聖昇段だったと自分では思っています。

今回の記事では、自分が初心者から雀聖昇格を達成するまでの過程や取り入れた勉強方法、そして成長した今だから気づくことができる、上達のために抑えておくべきだったポイントなどをまとめてみようと思います。当然ですがこれから書く手法が万人にとっての正解とはなりませんし、いくつか真偽が怪しい説もあるかもしれません。が、あくまでこんな方法もあるんだねーと軽い感じで、これから雀魂を始めてみようという方、雀傑~雀豪あたりでもうワンステップ上に行きたいという方に是非是非読んでいただき、皆様の麻雀ライフに少しでも役立てていただければ嬉しいです。

ちなみに、このnoteを作成しようと思ったきっかけは、TwitterでもフォローさせていただいているPacific Dainagonさん(@PacificDainagon)が書いたnote『麻雀初心者が1年で雀聖になるまで』を読んだことです。なんとこの方、あの雀魂ユーザーの頂点を決める「2021雀魂四象戦・夏の陣」のチャンピオンです!!成長過程や問題意識のポイントがビックリするぐらい同じだったので、是非こちらもご一読あれ。(※本人許可頂いております)


【雀魂スタートまでの道のり】

2020年05月。偶然見かけたMリーグファイナルの熱い試合に刺激されて、早速インストール。・・・といっても、最初は雀魂ではなく、なぜか戦国武将が麻雀するという訳わからん無料アプリで遊んでました(笑)当然対戦相手は全員CPUで、役も点数も何も分からない自分は、めっちゃ弱い設定の長曾我部元親+2名を相手に一進一退の攻防を繰り広げていました。

表示されるポンチーボタンを秒速でタップしては、何でアガれないんだ!この糞アプリは!と愚痴り(※役無しになってることに気づけない)、相手のリーチなんて完全無視で不要な牌をバンバン捨てる。ごく稀に偶然の産物で和了れた大物手はスクショで保存し、あれ上達してんじゃね?と謎の勘違いをしながら満足していました。ステータス最強の織田信長と戦う決心がついたのは、始めて1か月後くらいだったでしょうか。

とまあ、こんなどうでも良い話は終わりにして、麻雀に触れて1ヶ月後、いよいよ雀魂をインストール。・・・とはまだならないんですね、これが。というのも自分は割と見栄っ張りなので、「あれ、ド下手のまま始めると初期の弱い成績が残っちゃうぞ、ある程度打てるようになってから始めた方が通算成績も良くなるのでは?」というクソダサ精神が働き、少し事前勉強をすることを決心しました。とりあえずネットで役や簡単なルール、点数計算方法を調べてExcelにでもまとめてみようと開始。。。するも、あえなく挫折。それも当然、対局もロクにしたことがないのに役だの符計算だのを調べても、全くといっていいほどイメージが湧かず、一切頭に入らない、興味も出てこない。というわけで、この時点で未だほぼゼロ知識の状態です。

そしてようやくやってきました、2020年06月頃?に雀魂インストール。アズールレーンというゲームを知っていたので、その流れでYostar→雀魂、に辿り着いたと記憶しています。課金?んなもんするわけないだろの精神で、初期キャラ一姫と一緒にスタート。早速銅の間に潜ります。よーし、ここから楽しい楽しいじゃんたま生活がスタートだ!!

・・・

とここまで書いて気づきました。
あれ、銅の間と銀の間の記憶が無いぞ。

・・・

うーん、やっぱり思い出せない。

・・・

そう、実は大変お恥ずかしい話ですが、初心から雀士、そして雀傑3ぐらいまでの出来事は、びっくりするくらいほとんど何も覚えていないんですよ。それぐらい特に向上心もなく、ただの暇つぶし感覚で打っていたのでしょう。確か銀の間では半荘デビューするも成績が振るわず、東風戦メインで戦っていたと思います。集中力が続かないのと、点数計算がおぼつかないので東場で劣勢に立つと逆転の道筋を立てることができなかった、という点が大きかったですね。

麻雀の戦術本を買うわけでもなく、何切るを解きまくるわけでもなく、Vtuberの配信なんぞおよそ一切見ていない(というかこの時点で麻雀Vなる存在自体知りませんでした)。周りに麻雀仲間もいなかったので、雀荘でリアマデビュー!とも相成りませんでした。また当時は麻雀Twitterアカも存在しないので、知識の交流・吸収や牌譜検討の機会なども当然なく、文字通りただひたすら漫然と、雀魂の段位戦をこなしていたのでしょう。


【初心者にとってのMリーグとは?】

そんな自分が麻雀関連で唯一していたことは、Mリーグの過去のアーカイブ視聴です。ABEMAプレミアムを契約し、過去の試合をひたすら見ていました。今から思えば、ここが自身のレベルアップにおける第一の分岐点だったように思います。マイナスの意味で。といっても、Mリーグそのものを批判するわけではありません。むしろあんなに面白くレベルの高いコンテンツを無料で提供してくれるABEMAには、感謝はあれど批判の気持ちなど1ミリもありません、どうか誤解なさらぬよう。

ではなぜ「自身のレベルアップにおけるマイナスの分岐点」という表現をしたか。理由は以下の2つです。

① Mリーガーの「序盤から字牌を安パイとして持つ」という手組を盲目的に身に付けてしまった
② 打牌やカメラワーク、実況解説のスピードについていけず、そもそも何が凄いのかが理解できていなかった


① Mリーガーの「序盤から字牌を安パイとして持つ」という手組を盲目的に身に付けてしまった

麻雀を始めた当初、「とにかくガンガン和了っていく」スタイルより「しっかり守って勝負所だけ攻め込む」スタイルがクールでカッコいい、と感じていた当時の自分には、Mリーガーの見せる堅い守備がとても輝いて見えたのです。だからこそ、「序盤から1枚切れ2枚切れの字牌をお守り代わりに持つ」、そんな手組が正しいのだと盲目的に信じて取り入れてしまいました。

この手法を取り入れたことで、序盤から14枚ではなく13枚での手組を強いられることになり、ただでさえ牌効率の勉強など全くしていない自分は(知らず知らずのうちに)テンパイに向かうスピード不足に苦しめられることになります。なお勘違いしてほしくないのは、「序盤から字牌をお守り代わりに持つ」という手法を全方位的に否定しているわけではありません。ですが、初心者の時期にこのような手法は取り入れるべきではないと思っています。後述しますが、麻雀を覚えたての頃は安パイのことなど考えることなく、手牌をブクブクに構えてとにかくまっすぐ最速テンパイを目指す、そんな手組が良いのではないかな、という個人的な意見です。


②  打牌やカメラワーク、実況解説のスピードについていけず、何が凄いのかが理解できていなかった

もう一つの理由、それは「麻雀コンテンツとしてのMリーグをめちゃくちゃ楽しんでいたが、それが自身の雀力向上にはあまりつながってなかったのでは?」というものです。

当時の自分は点数計算やら筋やらフリテンやら、かなりあやふやな状態で視聴していました。そんな自分にとって、麻雀配信特有の4人の手牌と表情が頻繁に切り替わるカメラワーク、捨て牌の河が見えないABEMAスタイル、そして専門的な実況解説、そのどれもが頭の中で理解処理できるものでは無かったのだと思います。なんとなくすごいプレーなんだなーと見ていても、そこに至る過程にはどんな選択肢があって、どういう理由でその打牌が生まれたのか、それに対して相手はどのような対応をしたのか。そういった様々な要素を理解していないと、自らの知識経験として定着させることは難しい。

もちろんエンタメコンテンツとしてのMリーグはめちゃくちゃ素晴らしいのですが、初心者の勉強材料としてはどうなのかな?というのが、僕個人の意見です。あ、当然ですが「初心者はMリーグ見るな!」という意味では決してありません。Mリーグ側もライト層集客のためにSNS発信や各種イベント企画など色々創意工夫をこらした施策をとっていますし、手っ取り早く麻雀を楽しむコンテンツとしては本当に魅力的なリーグだと思っています。皆様是非是非、あべみゃぷれみあむの加入検討をば。


【雀傑時代のスタッツ】

とまあ、こんな感じで始めた雀魂生活。幸いにも一度も降段することはなかったのですが、2020年の5月に麻雀を始めて、雀豪1に昇段したのが2020年の10月。5か月かかってますね。数にして約500半荘。世の中には初心者から始めてもっと早いスピードで雀豪になった人もたくさんいると思いますので、とても自慢できるような成績ではないですね。。。参考までに、通算500半荘経過目前=雀豪昇格直前の画像を貼っておきます。

雀魂_20201004_天国モード


ちなみに牌譜屋のデータを見ると、雀傑1~3の間の金の間成績はこんな感じです。

雀傑時代の成績


至って平々凡々、いや平々々凡々々ぐらいの成績です。ただ漫然と打っていた割には結構頑張ってるなーという印象でしょうか。またこの時点で既に「低和了率+低放銃率」の守備型スタイルを確立していますね。先ほど「麻雀関連ではMリーグ視聴以外特に何もしていなかった」と書きましたが、正確にはもう一つ、「ベタオリの手法」については自力で勉強して身に付けました。自由度が高く各々の構想力が試される手組とは違い、ベタオリはある程度機械的にできそうだなと思ったからです。リーチ者の河にある牌を切りつつ、リーチ後に他家が捨てた牌、1枚切れ2枚切れの字牌、筋の牌。。。ワンチャンスや壁といった知識を得たのも、確か雀傑3~雀豪1ぐらいの頃だったかと思います。

こうして、独学で確立した守備型スタイル(※当時は気づいていなかったが、単に手組が悪くて和了れないからオリるしか無かっただけ)を引っ提げて、玉の間という大海に向けて帆を進めることになるのでした。。。



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