麻雀初心者が8ヶ月で雀聖に ④:雀豪1~3振り返り
【スタッツ振り返り】
さて、麻雀を始めて5か月、半荘約500戦を経て2020年10月にようやく辿り着いた雀豪1。雀豪デビューと同時に颯爽と玉の間に挑戦するも、最初はなかなか勝てなかった記憶が残ってますね。とにかく周りのテンパイが早い早い。雀傑時代の金の間ですらスピード不足に悩まされていた自分では、牌効率の知識が完全な格上相手には常に後手後手の展開を強いられていました。
さらにある程度自信があった守備面でも、他家のダマテンや副露手に次々と放銃する始末。雀聖さんなんかと同卓しようものなら、開局時点で気持ちの面で完全に負けていましたね。
ここで、雀豪1/雀豪2/雀豪3それぞれの期間のスタッツを振り返ってみようと思います。
◆雀豪1(約1ヶ月)
和了率の低さ(20%台)、和了巡数の遅さ(12.47巡)、流局聴牌率の低さ(32%)に、玉の間デビューの苦しさが如実に表れていますね。勝負の土俵に上がる前に決着が付いてしまっているようなスタッツです。相手のダマテンに対する打点読みのスキル不足もあり、平均放銃点も約6000点と今後の課題に。
◆雀豪2(約1ヶ月)
かなりのスピード昇段だった記憶でしたが、確かにスタッツもかなりの上振れが起こっていますね。珍しく高い立直率(20%超え)と流局聴牌率(40%)で、しっかりトップを取ってのポイント積み重ねだったようです。
◆雀豪3(約1ヶ月)
一番驚いたのが、この雀豪3期間のスタッツです。1ヶ月で200半荘オーバー、そして高いリーチ率(19.46%)は勿論ですが、平均和了点(約7000点)の高さはトップ率27%に大きく寄与していると思われます。かなり攻め寄りのスタイルだったのでしょうか、今となっては良い思い出です。。。
ということで、こんな感じで雀豪1から半荘約500戦を経て、念願の雀聖1に昇段しましたとさ。めでたしめでたし。
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あれ、おかしいぞ?と思ったそこのアナタ、その違和感は大正解です。そう、前述の3画像の半荘数を合計しても、500半荘には届かないのです。それは何故か?
答えは、『雀豪に上がった後も金の間で打っていた』からです。玉の間を主戦場としつつ、不調時には金の間でptと自信を回復、というスタイルで過ごしていました。割合としてはこんな感じだったと思います。
・雀豪1 → 玉の間:金の間=5:5
・雀豪2 → 玉の間:金の間=6:4
・雀豪3 → 玉の間:金の間=8:2
そして、雀豪1/雀豪2/雀豪3の全期間合計、金の間スタッツはこちら。
金の間に関しては堅守+横移動期待でかなり成績は安定していた記憶がありましたが、スタッツで見るとトップ率29%でラス率13%、平均順位が驚異の2.26。。。イメージより数段、化物級ですね。これは自分の守備的なスタイルが金の間に丁度良くフィットした結果だと思われます。東場でリードし、南場は積極副露や安手差し込みで局消化、他家のリーチはしっかりオリて横移動を待つ。ほとんどリスクを取らずに着実に段位ポイントを増やすことができていました。
なお「玉の間オンリーで戦えてないのかよ!」というツッコミは甘んじて受け入れます。。。さすがにポイントを減らして減らしてストレスを溜めながら麻雀、というのは避けたかったのが唯一かつ最大の理由ですね。大目に見ていただけると幸いです。
ということで、改めまして。
雀豪1昇段後の3か月で(玉の間+金の間を合わせて)約500半荘ちょいを打ち、2020年の12月28日、念願の雀聖1に昇段しました。残念ながら昇段時の画像は残っていなかったので、昇段の少し前、通算1000半荘経過時点のスタッツをどうぞ。
初心者~雀傑3まで、5か月で500半荘
雀豪1~雀豪3まで、3か月で500半荘
まとめるとこんな感じですね。金の間のおかげで降段の危機に陥ることもほとんどなく、結果として雀豪1から500半荘で雀聖1昇段は、自分としてもよく頑張ったのではないかな?と思っています。
さてさて、次の記事からは、玉の間でぶつかった壁と身に付けた戦術、勝ち抜くために意識したポイントなどなど、より実戦的な内容に入っていきたいと思います。皆さんお楽しみ(?)、いよいよあの方との出会いも書いていきますよ~。