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マネをするのはめちゃ大事。けど
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さいきんnoteで知見や情報を発信してくれるクリエイターの方、すっっっごく増えましたよね。
ぼく自身、滋賀県に移住したことだったり、子どもが3人いてハチャメチャが押し寄せてくるWE GOTTA POWERな毎日で、なかなかイベントや交流会に行けなくなったので、noteで読ませてもらえるのはとってもありがたいと思ってます。
ーで、めちゃくちゃマネします。
うまくいくこともあれば、全然自分にはハマらなかったな〜なんてこともあります。いっぱい。
数年前のぼくは、マネして上手くいかなかったとき「課金したのに悔しい…返金してくれぃ…」って気持ちになってました。
でも、そんな経験を積み重ねて、誰かの成功した方法なんて「参考にしよっと」ぐらいの気持ちで読むのがいいんやなってことに気づきました。
職業として"イラストレーター"や"漫画家"みたいな括りが同じだったとしても、その人とは作ってるテイストや方向性、人柄もジャンルも考え方もクセも経験量も年齢も時代もタイミングも運も、全く違ってたりするからです。
お恥ずかしながら、ぼくは一時期"漫画家"という肩書きを意識しすぎて「漫画家ならば絵が上手くないといけない」と思い込み、デッサンの練習を必死にしていた時期がありました。
でも、結局1週間ぐらいしか続きませんでした。全然楽しくなくて、すっっごくツラかったんです。
そこで気づいたのは、ぼく自身が「絵が上手くなりたい」と思っていないということでした。いや、思ってはいるんですけど、自分にとって必死に練習するほど熱量がなかったんです。
じゃあ、なんで漫画を描いているのかと考えてみると、ぼくは「人間の心の動きを描くストーリーを作りたい」ということに気づけました。
それに気づいてからは、とにかくストーリーをたくさん作るために、絵に力を入れすぎないということを意識するようになりました。いつか作画をしてくれる人に出会えたり、原作者としてオファーをいただけるようになろうと思っています。
自分の中でそう決めて活動をしていくようになってから、ストーリー性を求めていただけるご依頼が増えました(これは圧倒的に!)。
それまでずっと自分の"できること"だったり、お仕事をいただける理由がわからなったけど、今は明確に求めてもらえてるものがわかり、自分の作るものへの自信や愛着も以前より増した気がしています。
少し話が逸れてしまったんですけど、なにが言いたいのかというと。
自分が思ってる自分の作風だったり、求めてもらえてるものも、他人が思ってることと違うってこともある……つまりつまり、「こうなりたい!」と思って読んだクリエイターの方の成功した方法が自分に合うかどうかもやってみないとわからない。
ーってことで、マネをするのはめちゃ大事。
けど、それが全部うまくいくわけじゃないから、あくまでも"参考"にして「自分ならこうしてみるのがいいかも」と考えて自分なりにアレンジすることが、もっと大事だなと思っています。
なので、課金してうまくいかなかった時も「それが自分にはあってないんだな」ってことに気づけたということで、良かった〜と思えるようになりました(悔しい気持ちもあるけれど)。
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