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棋聖戦第三局

ここにきて、各メディアがいっそうざわざわし始めてますね。

藤井聡太七段が第三局で渡辺棋聖に勝利すると、最年少初タイトル獲得。藤井棋聖誕生。

どちらの先生も激推しというわけでもなく、いつもなら

「良い将棋を指してください」

的なスタンスなんですが。

だがしかし、私は先天的な人格しょーがいを患っており極度の天邪鬼な為、この状況でいつもなら「渡辺棋聖応援」で、世の中の藤井棋聖待望風潮に真っ向歯向かっていくはずなんすけど。

いやー、なぜか今回は藤井七段「3タテ」が観たいなーとか思ってる。

藤井七段の四段昇段以降、毎局のように中継され、数々の新記録を塗り替え、インタビューではそつなく対応する完璧超人ぶりを、まぁ、ふつーに見てきたわけです。好きでも嫌いでもなく。

どちらかと言えば、あまりの過熱振りに若干引き気味でしたね。

しかし、これまで更新してきた「新記録」と今日達成するかもしれない「最年少タイトル」は別格だと思ってます。

タイトルを獲得するとは、その年度の全棋士の頂点の1つに君臨することになる。

しかも、現在の最強棋士と目される渡辺棋聖から奪取ともなれば、「藤井時代」幕開けと考えて間違いない。

時代の転換点に立ち会えることなど、そうそうあることではない。
時代の空気を体感したい。

そんな個人的なフワッとした期待感から、藤井七段の棋聖挑戦を応援してます。

まぁ、渡辺棋聖がそう簡単に明け渡すとも思えませんし、ポスト羽生時代の第一人者として「新時代はまだ早い」とばかりに跳ね返すのも観たいんですけどね。

さて、どうなりますか。楽しみですね。

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